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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年07月18日

動画「南大沢駅から小山内裏公園」

車いすを使って、目的の建物や公園やショッピング街に到達できるかと云うのをアクセシビリティーと言います。

小山内裏公園は南大沢駅の前から両手漕ぎタイプの車いすで到達するのはほぼ無理だと云う公園です。折角気持ちの良いプロムナードが有り、道幅も十分なのに介助者に押してもらうか、電動車いすでなければ到達できないのです。

それだけ言っても何故なのかお分かり頂けないと思います。

このポイントさえ外さなければ、今頃沢山の障碍者の方に訪問して貰える、心和む拠点公園に成れているでしょうに、とても惜しまれるのです。

このポイントを皆さんに知って頂き、今後の再開発や街づくりに取り込んで行って貰いたいのです。

動画は自宅で行うリハビリのトップページにアップしたのでぜひご覧ください。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 22:33Comments(0)障害者用

    2012年07月06日

    バランス練習とは

    自宅で行うリハビリのトップページに「バランス練習とは」 と云うコンテンツの記事を更新したことを告知しました。 

    このたまりばへのお知らせ告知が少し遅くなる傾向でして大変申し訳ありません。 なかなかすんなりアクセス出来なくて我が家のエンジニア担当の息子に尋ねても、今の所何とか騙し騙し使って貰うしか無いねと云う返事なのです。4台のパソコンを家の中でネットワーク接続をして、なるべく快適にパソコンが使える様にセットアップして呉れています。

    けれど、トップページのログイン画面の立ち上げに凄く時間が掛かってしまいます。 ページに入ってしまえば後の作業にそんなに酷い不自由はないんですけどね。 それで他の家事や用事を少しは進めようって云うので、デスクから離れてしまい、結局 後手々々 になるのです。・・・段々主婦主体になって来て、お待ちくださっている方々御免なさい。 気合入れて行きますね。


    さて
    この「バランス練習とは」 のコンテンツは、かなり体の硬いケースに備えて、いつもの様にバージャー氏体操・リラクゼーションエクササイズで柔軟性を回復させても、単に立位・歩行に練習が進むというだけで、おへその位置が高くなりリスクが増えて危険な場合が有ります。

    このことは皆さんも感覚的には分かっているのですが、言葉で表すのは難しいですし、その対処法となると、殆どどなたもご存知ない場面です。 ですからこの部分をもう一度クローズアップして、更に解説を加えながら危険を避ける考え方をお伝えしようと思います。


    ただし(他のリハビリ関係のブログやHP.自宅で行うリハビリでも把握はしているのですが)生活の中に練習を取り込むことで訓練を定着させようと云う事ですから、気ぜわしい家事を行う中でどうしても事故が起こってしまいます。 危険な場面をお伝えいたしますので、そういう場面では家事をいったん止めて下さい。 また電話やチャイムの音は聞き流して下さる様にお願いします。

                  詳しい内容はHP.自宅で行うリハビリを御確認下さい。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 01:40Comments(0)リハビリの練習

    2012年06月22日

    見た目だけれど、若返り


    きちんとした仕事として、講習会の指導がまだスタートを切れず、とても残念な思いをしています。
    それで、自宅で行うリハビリの 講習会のページを見直していてハッとしました。

    今までも私の年齢をとても若く勘違いしている方は多かったと云うか、例外なく皆さんー15~-20歳前後だと思っていたのです。
    これは自慢ではなくて、なぜ周りがそう思うのか?と云う事とこの体操とどう関係しているの?と云う説明に繋がります。

    まあ、私の場合は遺伝的に父親がとても若作り・祖父に70過ぎても真っ黒な太い髪の毛の人がいたとか説明できかねる要因も有ります。しかしだからと云って勿論良い事ばかりではないのです。患者さんの家族とこれで喧嘩になりそうになってますから。お話にならないって怒りだして、人間関係が壊れるところでした。 


    …まあ他愛もない、自分の家族の事を訊かれるままに話していて、上のお兄ちゃんは中々優秀でいつも私は言い負かされる、まあ30歳も近いし大人なんだから当たり前だけどね。下の娘も25になる、女優を目指しててガッツが有るのよね。皆で上手くやってくのが一番難しんだけど…と云った良くある世間話をしていたと思って下さい。
     
    そしたらいきなり怒り出して、『冗談にもほどが有る、黙って聞いてれば 私より若いあなたにそんな年齢の子供がいるわけないじゃない、作り話で人をからかうのもいい加減にして!』 と椅子をけって行ってしまったのです。 これにはビックリして目が丸くなってしまいました。

    此方はカルテも有るし、当然その人が幾つかは調べればすぐわかる訳です。…まあご両親とも具合が悪い訳だし、少し老けて見えていたのですね、疲れていたんだと思います。皺も深くて多いし、茶色っぽい皮膚でした。 だけどご両親は奥さんが82歳ご主人が79歳のおしどり夫婦、子供さんたちの年齢が見た目上は私と同じくらいでも全くおかしくないのです(当時私は56歳)。  だけどご両親は晩婚で、遅くに3人の子供が続けて生まれたそうで、その方は長女で43歳だったのです。

    見た目で話を合わせていたので、大失敗でした。勿論長女さんが50歳を過ぎているようには見えませんでしたし、私をそれまでの話の内容から、自分達より若いと思い込まれたのは逆に大ショックでした。そうすると息子は10歳位の時の子供になってしまいます。しかも私は結構なノータリンだと云う事ではないですか?

    まあ、これは極端な話ですがそれまでも、子供のいない独身の婚期を逸した女性扱いされたことは数知れずです・・・。46歳のころ37歳の女医さんが自分より若い結婚前のPTだと思い込んで、婚活なんだから少しは綺麗な格好をしてきてよと強引に凄まれて、仕方がないからドレスを着た事が有ります。それで慶応大学の医局に行き、わざわざ着替えてPTをやったんです。 

    折悪く学生時代の後輩にまともに顔を合わせてしまい、何でそんな格好しているの?と云う目で見られて穴が有ったら入りたかったです。 しかも彼は後輩どころか物凄い年上の貫録、このままで良いのだろうか?と帰宅してからは仕事ではなく、そっちで悩む様でした。
    勘違いなのに一言もしゃべらせて貰えず、後で もうかなり大きな子供が2人もいることを伝えて、お誘いをやっと断りましたっけ。
    その時の先生、え~結婚して離婚したのー? 46なの~? 子供大きいの??? と状況を理解するまでに物凄い時間が掛かり、本当に迷惑な話です。 それなのに、「本当に迷惑なのよねーそんな風に若作りだと、ネームプレートに年齢を大きく書いときなよ、名前じゃなくて」と言い放ったのです。全くどこまでも・・・。

    そして、その年齢を間違われる一番大きな理由が、どうやら間違いなく姿勢だと云う事に気が付いたという訳なのです。 髪だっておじいちゃんの様に黒々してないからテキトーに時々染めてるし、顔のしわが無いのはこれは全く理由が分かりませんが、女優さんやタレントさんたちの中にもどうやっているのか、皺の少ない人がいますよね? だけどそれなりに年輪がちゃんと雰囲気や表情に出るじゃないですか?

    あ、ちなみに私は晩婚で30歳間際が初産だから現在60歳直前です。 癌の手術の後激ヤセしたのでお腹に皺が寄ってしまったけれど、顔には皺が出来ないです。 息子は若い恋人だと良く間違われます。 昔の同僚にそう言われたときは幾らなんでも一度は紹介しているのに、忘れないで欲しいと思いました。 だけど、息子は順調に加齢していくのに私はどうやら違う様なのです。

    自宅で行うリハビリのトップページに、昨年秋のリラクゼーション体操の講習会風景を再度アップしました。 残念ながら元写真がこのパソコン上にないので此方に移動できないのです。ご足労ですがホームペーへ移動してご覧くださいませ。

    写真の中で一番小さいのが私です(昨年の入院前なので今現在より10kg重い)。 皆さんの姿勢がかなり違うので良く観察してみて下さい。 注釈を付けてあります。 

    私はもっぱら指導だけですし、場所が取れないのでモデルとしてエクササイズをすることも全くなしです。日常的に行っているバージャー氏体操と、リラクゼーションエクササイズ、ジョギングやウオーキングの結果です。今はもう体操前後での姿勢の変化は特別に有りません。だけど今でも体は羽が生えたように軽くなりますよ。

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 18:51Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年06月10日

    自宅で行うリハビリ

    このブログの母体ともいえる 自宅で行うリハビリでは 大変の多くのリハビリ的なものの見方や捉え方・考え方について沢山のコンテンツを作って掲載しています。



    その中で多くの方からのご要望と、いずれ必ず行いたいと思っていた関連動画の作製がやっと出来る様になって来ました。

    取り敢えずと云う形で掲載した物から、リラクゼーション・エクササイズの要点の解説まで、まだ始まったばかりですがやはり多岐に渡って行きそうな気配です。



    そこで、ホームページ内や姉妹ブログ、DL-MARKET等の処々方々に点在している動画を一所にまとめて紹介するコンテンツを作りました。 サイドバーの動画のご紹介と云うコンテンツです。


    探す手間が大変になる位、記事が多くなってしまいましたので、動画なら何とか理解出来そうと云う場合の為にまとめて列挙して行きます。 そのうち動画数が増えましたらカテゴリーに整理して行こうと思っています。


    どうぞ自宅で行うリハビリをお尋ねくださいますように、宜しくお願い致します。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 20:14Comments(0)リハビリ的思考

    2012年05月30日

    動画 小山内裏公園駐車場周辺 のご案内

    障害者用駐車場を中心にしたご案内動画です。

    アメブロの 動画残念ですが・・・待たせ過ぎもご迷惑 2012-05-30付 ブログの中に小山内裏公園駐車場周辺の動画をアップしました。

    どこでも無料の駐車場が無くなって来て貴重な存在です。 だからこそアクセシビリティーや台数の確保、ご案内による使い易さは重要なテーマなのです。アメブロにも書きましたが、ユニバーサルデザインの考え方としても、弱者と云われる方に合わせたデザインは誰にとっても優しく、使い易いと云うことが有ります。


    小山内裏公園はたまりばにとってもご近所の公園です。使い易いに越した事は有りません。 きちんとした障害者対応が出来ることは高齢者社会が来ることへの 政治行政の覚悟の見せ所だと思います。 勿論私たちにとっても、こういった観点を外さずにいる事は 一生を考える上での重要な姿勢になります。

    今をどう生きるのかにまで繋がっているのです。 今後彼方此方の記事に順次あげていきたいと思いますので、よろしくお付き合いください。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 20:40Comments(0)障害者用

    2012年05月19日

    理学療法士の後輩へ2

    これは多摩エリアの直接お話が出来る範囲の訓練士さんへのメッセージのつもりで書きはじめて、更にその続きなのです。

    やはり、いろんな工夫をして伝えられなければ、同じ志を持つ人が居ても行動を共にすることは出来ませんし、ちょっとそこらで落ち合って、お茶でもしながらお話ししたいなと思っても おたがい何処にいるのか分からないですものね 笑

    せめて、お近くなんですから地域のブログを使わない手は無いと思ったのです。特に訪問リハビリですからお近くにいるのは、話が通じやすいですよね。 ああ、あそこら辺の事だな、って云う感じで。


    そして、前回は訪問先で絶対に必要なのは信頼を得ることと効果を出す事だとお伝えしました。

    これはいってみれば一つの事を別の方向から見ているとも云えるのです。 どういう事か?というと、まず初日に訪問して、ご挨拶をしながら、簡単な聞き取りを開始します。


    そしてこの聞き取り・打ち合わせは、実は職場のチーフやケアマネさん、行政サイドの調査委員さんの聞き取り調査が有るのです。 まあ皆さんもチョロットは見かけたことが有るのではないでしょうか? 

    ご家庭で自分を含めてどなたかが具合悪くなると、病院に行きますよね? 更に、入院や治療が必要となると、手続きをして、通院外来や入院で治療を受けます。 その中でも特に病院での治療や入院が終了した後に、まだ療養や簡単な手当が必要な場合が出て来ます。 それが65歳以上の介護保険の受けられる介護保険適応年令ですと、ご本人やご家族はハタと思案投げ首になる訳です。


    今これを読んでいらっしゃる方が経験者だったり、関係者ならば 丁寧な説明は要らないんですけど、多分読者さんの大半は何もご存じない、これから知らなくてはならない方たちだと思うのです。 たとえ訓練士でもそれは同じですから、少し辛抱して読んで下さいね。


    続けますね。 …確か税金では介護保険相当額を払っている。 と云う事は65歳以上だから保険が使えるはずだ、とこんなふうに考え始めます。そしてどこかに問い合わせればよいはずだと、まずは市役所とか近所の出張所に問い合わせをします。


    ここまでは程度が軽い場合のことで、通院治療終了から大体2~3日経っています。 しかし、お家で見られるかどうかわからない程度の場合は入院をしているはずですね。 その方が退院するような場合は入院中に病院のケースワーカーに相談して下さい。 そうすると入院中に介護保険の利用の為の「要介護認定申請手続き」が開始されます。 病院関係者だとこの段階で調査員(保健婦さんが多いそうです)さんを見かけることが有るので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

    こうして、介護保険のどのレベルの介護度または支援度、それ以外の自立(自立の場合は介護保険の受給資格は有りません)なのかが判定されます。続いてご家族やご本人が地域の支援センター等で、ケアマネージャーに ケアプランを作って貰います。 

    ここからの具体的な方法は地域差が有り得る部分です。ご自分の地域はどうなっているのかは、その時々の各担当者にお尋ねください。東京や神奈川の多摩地域でも、山奥に入ると今後は地域包括支援センターからの出先機関等で対応する可能性が有ります。 当然島しょ地域では分所の様なものが有る筈ですね。 特に調べてはいないのですが、包括支援センターがかなり大きなエリアや人口数をカバーしている場合は、居宅介護支援事業所や介護保険施設などと仕事を分担しなくては仕事が進みませんし、ケアマネ一人が担当できる人数も制限が有るので、常に流動的に対応していると思います。


    そして、ケアプランが出来上がっていよいよ業者を選定します。ここまでがどうやら1か月くらい掛かっているようです。もし介護に大きな負担が掛かるようなら、ご家族が倒れ無ければ良いけれど、と危惧してしまいます。 例えばヘルパーステーションでは登録者が多い様ですが訪問看護ステーションの数は多くないです。 その中のリハビリ担当者は更に少ないのです。
    ですから、普通ならば皆さんのスケジュール表はあっという間に溢れてしまうのですが、どうやらそうでもない様子です。

    訪問リハビリだけでなく、リハビリ訓練士はそんなに必要ない、介護士さんの方が親切丁寧で、料金も安い。 マッサージさんの方が訓練が上手なんじゃないの?と云う手厳しい言葉を伺いました。 これは患者さん・ご利用者さん・ご家族・周囲の方々との信頼関係が上手く気付けていないからではないでしょうか?


    私達は、基本的には評価をせずに訓練をすることは許されていません。だから、さてお話はざっと伺ったので、評価をさせて頂きます、と云う流れになるのが当たり前ですね?
    しかし、利用者さんも、ご家族も、ケアマネも、今日ただ今から直ぐに介護が楽になる事を期待しています。 そう出来ましたでしょうか? 評価自体に時間が掛かるので、最初の3回は評価です、とそういう説明をしていませんか?


    はっきり 「いい加減にっしてくれ」 と言われた方は多かったのではないでしょうか? 退院して来てから1か月以上も不慣れな介護生活を続けて、一家全員倒れそうになっているのですから、分かりますよね? かと言って、決まり事を一存で破ることは出来ません。 全くジレンマで一言もしゃべれなくなるような思いをしたのではないでしょうか?


    所が、殆どの利用者さんが循環障害を起こして、青息吐息なのです。足のむくみやチアノーゼ、そんなのはましな方で、鬱状態になって喧嘩ばかりしている方も沢山いました。 そこでバージャー氏体操の登場です。例外が居ないので、オールマイティーでした。 しかも目の前で、足の状態が良くなり、人が違う程落ち着き、ニコニコ笑いだすのです。ピンクの頬をして気分良さそうにしてくれるので、ご家族も一緒にニコニコです。

    こうやって書いていて、自分もニコニコして来ました。やはり思い出しますねface02

    こうやって、たった一つのバージャー氏体操をする事で、初日に信頼を得ることが出来、効果を上げられるようになって行ったのです。 この間1か月でした。 あ、つまりこういう事実が裏に隠されていることに気付き、実際にスケジュール表が埋まり出すまでです。 


    今回、この事に関しては

    以上です






      

  • Posted by jitakuderihabiri at 06:24Comments(0)ブログ

    2012年05月14日

    理学療法士の後輩達に

    ぜひ、どんどん私を乗り越えて行ってください。 「もっと勉強して下さいそれを広めて下さい」と課題は向こうからやって来るのです。 それを「大したことが無い」とか 「こんなもの馬鹿にされる」 と思わずに追及して欲しいのです。 本当に学校で習った通りなのか? どうしてこんなに例外ばかりなのか? 他に正解が有るからではないのか? etc.etc.・・・・ 

    昔のエクササイズを検証し直す、と云う様な題名で矢野健太郎氏がジャーナルに投稿したのはもう15年以上前でしたでしょうか? 皆の反応は良かったのですが、一つ一つが手間が掛かり、時間を喰うものばかりです。ちなみに矢野さんは私の2年下の同窓生です。 訓練室でどんどん使うような余裕は誰も持っていませんでした。しかし幸か不幸か、勉強にかける時間に余裕の有った職場でしたので、その頃既に私の方はバージャー・エクササイズを訓練に取り込んで10年近くがたっていました。使い始めから5年くらい経ってから、本格的に自分でも使ってみて 本当に役に立ち急速に生活が楽にもなって来ていました。



    さて、自分が偶然訪問リハビリと云う環境の中で気が付いた事はいろいろあります。

    その中でも一番重要なのが リハビリのリラクゼーション・エクササイズは万人共通に使えるという事実でした。しかもバージャー・エクササイズを先行して行うと飛躍的に短時間で高い効果が得られるのです。 私がたまたまそういう人だけに当たったのでなければ、一人の例外も無いのです、ただ若干の程度の差が有るだけでした。


    ・・・・これは当たり前なんです、障害を持ったから役に立つ体操なのでは無く、初めから生理学的に効果が有ることを検証しながら作り上げて来ているのですから。 それもその道では一流の医師が開発に携わっています。

    苦労を人一倍背負う障害の有る状況を出来るだけ速やかに、そのような状況でも受け止められるほどの穏やかさで、しかも気持ち良く、高い効果が得られることを目標にして考案されています。

    障害のない、大きな負荷でも耐えられる、感受性が良好で、その上表出に差し障りの無い状況の一般の方々に、大きな効果が出ない方がおかしかったのです。  後から振り返るとその通りですが、よそのお宅に初めて一人で入り込み、お互い見知らぬ者同士でまだ信頼関係も出来ていない・・・。 ご本人たちは何をされるのか分からず不安で一杯です。

    そこで、いきなり評価します、黙って言う通りにしてくださいと言っても、脅かしているようなもので心も開きようが有りませんよね? 訴えたいことの10分の1も話せないのではないでしょうか?

    兎に角効果の有る事だけが望みです。 マッサージさんよりましだろう位にしか思っていません。高い利用料が掛かるのですから。

    そんな次々に繰り広げられる関門を通過するときの通行手形の様に役に立ってくれたのが まずバージャー氏体操でした。
    物凄く簡単で、物凄く優しいのです。 それなのに青白い顔をしている意識のはっきりしない利用者さんの頬がみるみるピンクに成り、気持ちが良いのか薄く笑っているような表情に変わります。  いつも真剣に療養に取り組んでいる、ご家族が一番先に気が付き喜んでくれます。 そして、仲間の看護士さん、ケアワーカーさん、ヘルパーさん…皆さんその体操を指導して下さいと頭を下げられたのです。 

    そして、その効果の高さ、ご家族からの信頼感の厚さを、ケアマネージャーさんが見逃すことは有りません。私の空っぽだった週間予定表はあっという間に一杯になってしまいました。 勿論職場のチーフのエネルギッシュな売り込み 笑 も大活躍だったのでしょうが、信頼感と効果は絶対に外せない重要なキーワードです。

    ・・・・続く  

  • Posted by jitakuderihabiri at 21:55Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年04月22日

    動画をアップしました

    ☆動画「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」をDL-MARKET「自宅リハビリさんのページ」 にアップしました。


    大変長らくお待たせいたしました。 昨日やっとDL-MARKETに動画をアップロードいたしました。ホームページ 自宅で行うリハビリのトップページにセルフメンテナンス体操1,2,を紹介しています。 本当に多くの方がこのページにアクセスして下さり、実際にも使ってご覧になった方もいらっしゃると思います。

    しかし、この中で一番利用価値が高いだろうなと思われる腰痛予防の体操は、試された方はお気づきだと思いますがなかなかのハードエクササイズです。現に今腰が痛い場合にはスタートの姿勢も取れない方もいらっしゃると思います。

    各講習会で少数ですが、しゃがんだ姿勢が取れないんだけど あの順番で出来るだけ行って下さいって書いて有るから、何も出来ないんです。何とかなりませんか?と尋ねられました。 

    そこで、今回の動画「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」の中では別の方法を各姿勢の取り方について、紹介しました。 工夫次第でお一人毎にいろんな姿勢で 同じ様な効果を出せる様に調整できるのも我々訓練士の強みです。


    足の裏から足首、ふくらはぎ、すね、膝関節、太もも、股関節、そして腰周囲と体操は上に向かって上がって行きます。 その各部位のどこであっても、下から順に体操を辿って、自分の苦痛を抱えている部位の一つまたは二つ上までの体操をして下さい。 

    例えば今自分の膝の周りが浮腫んで苦しい、正座が出来ない、階段が下りられない、膝が良く曲がらない、力が入り辛い、等の症状が有るとすると、足の裏から体操を行い太ももや股関節の体操まで一緒に行います。


    また、商品説明に書きましたが、リラクゼーション体操に取り掛かる前に、必ずバージャー氏体操を行って置いて下さい。循環改善を行うこの体操が、痛みや浮腫みを軽くしますので、リラクゼーションも行いやすく、その上時間を1/3~1/5まで縮められて効果も飛躍的にアップ出来ます。 

    さっさとバージャー氏体操が出来るまでは半年前後掛かると思いますが、当初の30分を私自身は4分位で効果が出るところまで来ました。  この後でリラクゼーション体操をするので、身体の機能で不調を起こす事が全く有りません。しかもリラクゼーションだけでは組織に柔軟性を取り戻せているのかはっきりしないことが多いのですが、バージャー氏体操を数分行った後ならばはっきりと体の柔らかさを実感できますし、気持ちの良さも温泉に浸かった以上の実感が有ります。その上効果の持続時間は2~3日、長ければ1週間近く持続します。


    これは私自身の体でわたしが感じられることなので、『商品説明』や『自宅で行うリハビリ』には書くことの出来ない内容なのです。主観を交えた表現はご法度です。 しかし、たまりばは地元のブログですし、実際に顔を合わせて講習会などでお話を交わした方も随分増えました。 ですから、これらの体操を実感して下さった方は、私の個人的な感想についても共感して頂けると思うのです。 講習会の最後ではどの方も、今お風呂に入って来たようにピンク色の頬で 気持ちの良さからニコニコしていらっしゃいますので、思い出して頂けると思います。


    そのような皆さんも、一度はバージャー氏体操をせずにリラクゼーションの体操をしてみて下さい。余りの効果の低さに驚くし、ガッカリする筈です。バージャー氏体操だけでは循環の改善になるだけで、膝が痛くてなかなか椅子に座れなかったかたで、リラクゼーションが終わった後に小走りでトイレに行かれたSさんも、そこまでの効果は得られないのです。 2つの体操を組み合わせて行ったので、不思議なほどしっかりした効果が出たのです。


    バージャー氏体操は今回紹介した動画の商品説明からすぐに行きつけるようにセットしました。また、半永久的に無料にしようかと思いましたが、やはりそれでは身に付いていないのと、一応今回の震災後の対応として無料に出来ましたので、2013年3月11日までで無料提供を終了します。 小学生でも覚えられる内容ですので、皆さんも負けずに覚えてしまって下さい。


    それでは皆さんのご健闘を祈っていますね。 次の動画は腰から首周囲までのリラクゼーションと50肩体操を考えています。


     

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 17:14Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年04月05日

    「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」

    動画「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」(仮題)についてですが、本体は先日出来上がり、現在は内容を分かりやすくお伝えする為の商品説明を作成中です。もう暫くお待ちください。

     初期はここに3か月も掛った程の大変難しい部分です。伝え手と受け手のリハビリに対する理解が全く違う上に、大変個別性が高く、例外の多いリハビリの世界です。意図せずでも誇大広告になれば厚生労働省や理学療法士協会からクレームが出ます。
    これは単にクレームに留まらず、皆さんにとって大切で重要な内容であっても、ホームページ「自宅で行うリハビリ」を封鎖するところまで発展しかねない場面です。この点は慎重にならざるを得ず、なかなかアップロードまでこぎ着けられません。

    リラクゼーション技術は殆どオールマイティといえる程、難しい症例、何をしても効果の上がらない困難例にこそ用いられることの多い技術です。神経に対しても緊張を緩められるために、神経系から症状の出る病気の中で、特に体が硬いことで酷くなることが分かっている、痛みやコリ、過労状態や、これらに伴って動作が行いにくいという影響を元から改善して行く事が出来るのです。

    ですから訓練士はパーキンソン症候群や脳卒中の後遺症で体の硬くなる多くの場合に、この技術で対応しています。

    そういう訳ですから、一般の方の体が硬いことで起こる症状は当たり前のように、非常に良く しかも素早く改善してくれるのです。
    しかし、リハビリの技術としては中枢神経系の病気に対して主に使っているので、普通の方に使っていただけるのかもまだ十分に気が付いていませんし、更にそれをお伝えしようにも、病人として病院に来ていただかなくては、今は伝える術もないのです。 

    PT山田はこの技術をたまたま訪問リハビリの中で、病気療養中のご本人ではなく、一般の方、つまりご家族や介護士さん、ヘルパーさん、マッサージ師さんに伝達の練習を受けて頂くことで、例外無く体の硬さを原因とした疲れやコリ、痛みには、どなたにも効果が有るということが偶然分かったのです。それでもどうしても、こうやってお伝えしなければいけないとまでは考え及びませんでした。

    必要ならば病院に来て下さればよいのですし、その必要のない方がこの体操を購入してまで使おうと思うだろうか?と当然そう考えたのです。

    しかし、中には病院に行くだけの時間的な余裕が無くて、そのまま症状が進んでしまい、結局手術しても治らないほどの重症になり、仕事でも趣味でも一線を退いていらっしゃる方が、物凄く多いことに気が付いて行きました。

    年齢を重ねたからとか仕事の現場を離れられなかったんだから仕方がないよねとか、この様な種類の痛みやコリって治らないんだろ?そういうもんだよねと初めから諦めている方ばかりで、沢山の方にこのように言われました。

    けれど、転ばぬ先の杖で、まずは疲労を蓄積しない方法を知ればどうでしょうか? バージャー氏体操が有りますよね? 痛みなども少し変だなというレベルで回復させる事が出来れば、病院に行くような症状にまで至らずに一生を過ごせることになるはずですね? 

    自分の体を悪くしないで済むのであれば、もしくは素早く症状を改善出来れば、しかもそれが自分だけの力で簡単に出来るのであれば、ぜひ自分ならそうしたい。訓練士としても必要以上の苦しみを誰にも味わって欲しくは有りません。殆どの方がその方法が分かれば自分で何とかしたいと仰いました。ただその方法が分からないだけだと云う事なのです。


    それに病院に行くかどうかのレベルで迷った挙句、最終的には病院に行っても治らなくなっていたのでは、元気であった自分の体にたいして、余りにも勿体ないことなのです。 本当にこのような例もものすごく沢山遭遇しました。


    こう云う事にに気が付かれて、私の行っていた講習会に大勢の方が申し込んで下さり、その場で軽快して皆さんニコニコしながらお帰りになりました。テキストも見直す事が出来、自分で動いてみれば、全て今行ったことばかりですので、分からなくなる事も有りませんでした。

    それでも、会の終わった後に大勢の方が残られて、具体的な説明も求めて下さいました。 お役に立ったでしょうか? 是非その後をうかがいたいと思いながら、おひとりの方にとっても、この体操が役にたっていることを本当に実感するためには、半年以上とかの期間を続けて頂かないと、なかなかそう実感するには至らないのです。

    勿論その場で軽快するのですから役には立つのですが、活動中の癖が変わらない限り必ず再発するものなのです。その再発した時になって忘れていれば、もう繰り返すことが事が出来ません。ですから、必要最低限、講習会の後は覚えるまで繰り返し続けて頂かなくてはいけないのです。 必ずこのお話を終了時にお伝えしていますが、大丈夫テキストが有るからとみなさんおっしゃいます。

    その語調から、やはり面倒だから覚えるまでは続けていらっしゃらないのだろうなと感じています。

    それで、動画がより頼りになります。

    それなのに動画をなかなかアップロード出来ず、講習会の中断でご迷惑をおかけした方々、また選にあぶれてしまい次を期待してくださっていた方々には大変申し訳ありませんし、最初から動画お待ちくださって下さる方々に対しても大変申し訳無く思っています。

    現在一刻も早く出せるように、鋭意努力中ですので、もう暫くお待ちくださるようお願い申し上げます。

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 22:23Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操