東大和市南街公民館 第1回講習会
10月5日14:00から 第1回目の講習会を行いました
部屋に茣蓙を敷き 互い違いに寝て頂いて 部屋いっぱいに何とか収まりました。
あいにくの肌寒い雨の日になり、1名様が来られなくなり、1名様が公民館に来たのですが急用が出来てすぐに帰ってしまわれました。 残念ですが、18名の参加者さんは皆さん積極的に頑張られ、質問も活発に頂けました。
そしていつものように簡単な自己紹介と、このような講習会を持つようになった経過をお話ししました。
元々は本人の望みに係らず、リハビリに期限が設けられ、精神的なよりどころを失くされる方への補助手段としてテキストを作って行ったと云う事。 その中の体操編が一般の方の役に立つことに気が付いたこと。しかも想像以上の効果を上げることが分かり、講習会を続けることになって行ったことなどをかいつまんでお伝えしました。
実際に、この体操が多くの一般の方に役に立つことを気が付かせて下さったのは、八王子市創業塾のお世話をして下さっている、多摩信用金庫のT氏のお陰だったのです。 本当に心から感謝しております。これはこの体操で体調を回復された方々からも感謝の言葉を頂けましたので、間接的にですがお伝えいたします。
さて、講座の始まりは寒くてなかなか体も暖まらず、皆さん半信半疑だったようですが、バージャー氏体操が終わる頃には部屋の中が暑くなって来て、皆さんの顔も血色が良くなっていました。
中に足が暖かくならないというご婦人がいらっしゃいましたが、循環が上がっている兆候は顔色にも、足背の拍動にも顕われています。触っても暖かいので、自覚的に冷感を強く感じているようです。 このタイプの方は次回までに出来るだけ毎日バージャー氏体操を続けるようにお話ししました。
血管が細くなっていたり、長い間循環障害を起こしていて、知覚鈍麻の可能性も有ります。いずれにしても血流を落とさずに、練習を続けることで改善の見込みの有る状態です。 血管を太く丈夫にし、枝分かれを増やして十分な機能を回復させるには、月単位で頑張って頂くしか有りません。 組織を養い上げるまでには時間が掛かります。
リラクゼーション体操では、教えて貰った手技を行う位置が覚えられないというご質問を頂きました。ポイントは神経の走行に添って、中枢である背骨近くから手先などの末梢に向かって、体の表面近くに出てくる神経に対して順にリラクゼーションをしていると云う事が一つ。もう一つは個々人によってその位置が違うと云う事が挙げられます。
ですから大まかに手のひら全体を使ってリラクゼーションを施すようにしています、とお伝えしました。大きくエリアをカバーすることで個人差はその中に収まります。
この写真はリラクゼーションの反応が出てくるのを無刺激の状態にして待っているところです。バージャー氏体操もリラクゼーション体操もじっとしている間に効果が現れます。
次回は足腰のリラクゼーション体操です。
追記
HP
自宅で行うリハビリ にも概要をアップしました。ご覧頂ければ有難いです。
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