2010年11月06日
現在まで
2年前の2008年9月、整形外科医院を8月で辞めると同時に八王子市で行っていた創業塾に入塾しました。これは市報か何かで、八王子市のユニークな取り組みとして 【新規事業を開設しようとする個人に対して、市と商工会議所、どこかの銀行(多摩信用金庫)が合同で「お助け隊」を組織してフォロウ活動をしている】 ことを知っていました。そして滑り込みで、入塾が許可になりました。
八王子市では創業後もフォロウが有る為に、似たような活動をしている他の市と比較して圧倒的な比率の高さで、創業者が生まれている。しかも仕事の定着率も高いと云うものでした。私自身はここでホームページ「自宅で行うリハビリ」に対するフォロウを受けようとしたのでは無く、訪問活動中に知った地域のニードに応える為の新規事業を計画し、このフォロウが受けられるかどうかが知りたくて参加したのです。
そして結果、創業塾では計画を取り上げてもらえませんでしたが、とても良い勉強になり、その時の人間関係は少しずつ広がっていて、とても心持ちがしっかりして来るのを感じるのです。それまでは心許無い宙ぶらりんの不安で一杯でした。
そこから半年でホームページは立ち上げられましたが、これは家族の協力が有って可能でした。特に息子は写真技術とIT技術の提供、受け取り手として専門用語を平易な言葉に置き換えられているかの確認作業も担当してくれました。勿論娘のモデルとしての演技力にも助けられています。他の誰にも障害者としての演技を頼めませんでした。そしてここまで助けてもらえるとは全く考えていなくて、いまだに感激し続けています。
その後、ホームページのコンテンツも半ばの状態で、2009年の秋に理学療法士協会が職域拡大のための「創業支援講座」を開設しました。非常に多くの新卒訓練士が輩出され始め、就職先に不安を持つ協会が職域の拡大を目指す、という文面でしたので参加してみました。
そこで一番知りたかったのは、私の始めたPDFのダウンロード等が協会の足を引くようなことに成らないか、協会の見解を知りたいと思いました。なんと云ってもメールでのやり取りでは、足掛け5年掛りで肩すかしだったのです。直接お話の出来る機会が欲しいと思いました。
講座の数日後、その時出来上がっていたPDFを全て添付して 「これらのPDFを販売中です。内容について、理学療法士の名前を使っての販売は迷惑だという事が有りましたら、コメントを頂きたいのですが、宜しくお願い致します。また今後は必要に応じてPDFを基にした講習会を考えています。協会の方でこれらのことをして頂ける予定はないのでしょうか?」 とメッセージを付けて講座責任者へ送りました。
何度かのメールのやり取りが有り 「協会の正式なコメントです。 理学療法士協会は医療保険・介護保険以外の個別に行われる事業に関しては、今後とも一切係わらないという方針です。 講習会の依頼も受け付けていません。 講習会については、母体の明確な団体からの、専門分野の講習依頼のみ受け付けています。 一般の方が集まって、体操の講習を受けたいという依頼については、全てお断りしています。 それに代わる啓蒙書籍の販売なども、保険外の対応となるものについては全く行うことはありません。」 というメールを頂きました。
また責任者の個人的なコメントも頂きました。 「山田さんの真摯な姿勢は、こちらも心から真剣に受け止めました。 しかし協会の方針を変えるまでには至りません。 ただし個人で活動することは全くの自由裁量に委ねられています。 理学療法士の名前での活動も全く自由です。 また活動から発生する責任も自己責任でという事になりますので、ご注意ください。」 また 「これらのPDFを後進のために協会へ無料で移譲する気はありませんか? とても役に立つ内容だと思いますが…? 」 というコメントを頂きました。
「残念ながら、このPDFは今後の活動を支える大切な収入源です。長い時間と労働の結果でしか出せないものです。その間の経済的損失を補填して下さるのならば考えないこともないです」とお返事いたしました。…という事で今、関係団体とのお話はここまでです。
これから先も、何とか体力と気力を維持して、活動を続けたいと思います。皆様の協力をよろしくお願い致します。
一気に紅葉が進んでいます。

八王子市では創業後もフォロウが有る為に、似たような活動をしている他の市と比較して圧倒的な比率の高さで、創業者が生まれている。しかも仕事の定着率も高いと云うものでした。私自身はここでホームページ「自宅で行うリハビリ」に対するフォロウを受けようとしたのでは無く、訪問活動中に知った地域のニードに応える為の新規事業を計画し、このフォロウが受けられるかどうかが知りたくて参加したのです。
そして結果、創業塾では計画を取り上げてもらえませんでしたが、とても良い勉強になり、その時の人間関係は少しずつ広がっていて、とても心持ちがしっかりして来るのを感じるのです。それまでは心許無い宙ぶらりんの不安で一杯でした。
そこから半年でホームページは立ち上げられましたが、これは家族の協力が有って可能でした。特に息子は写真技術とIT技術の提供、受け取り手として専門用語を平易な言葉に置き換えられているかの確認作業も担当してくれました。勿論娘のモデルとしての演技力にも助けられています。他の誰にも障害者としての演技を頼めませんでした。そしてここまで助けてもらえるとは全く考えていなくて、いまだに感激し続けています。
その後、ホームページのコンテンツも半ばの状態で、2009年の秋に理学療法士協会が職域拡大のための「創業支援講座」を開設しました。非常に多くの新卒訓練士が輩出され始め、就職先に不安を持つ協会が職域の拡大を目指す、という文面でしたので参加してみました。
そこで一番知りたかったのは、私の始めたPDFのダウンロード等が協会の足を引くようなことに成らないか、協会の見解を知りたいと思いました。なんと云ってもメールでのやり取りでは、足掛け5年掛りで肩すかしだったのです。直接お話の出来る機会が欲しいと思いました。
講座の数日後、その時出来上がっていたPDFを全て添付して 「これらのPDFを販売中です。内容について、理学療法士の名前を使っての販売は迷惑だという事が有りましたら、コメントを頂きたいのですが、宜しくお願い致します。また今後は必要に応じてPDFを基にした講習会を考えています。協会の方でこれらのことをして頂ける予定はないのでしょうか?」 とメッセージを付けて講座責任者へ送りました。
何度かのメールのやり取りが有り 「協会の正式なコメントです。 理学療法士協会は医療保険・介護保険以外の個別に行われる事業に関しては、今後とも一切係わらないという方針です。 講習会の依頼も受け付けていません。 講習会については、母体の明確な団体からの、専門分野の講習依頼のみ受け付けています。 一般の方が集まって、体操の講習を受けたいという依頼については、全てお断りしています。 それに代わる啓蒙書籍の販売なども、保険外の対応となるものについては全く行うことはありません。」 というメールを頂きました。
また責任者の個人的なコメントも頂きました。 「山田さんの真摯な姿勢は、こちらも心から真剣に受け止めました。 しかし協会の方針を変えるまでには至りません。 ただし個人で活動することは全くの自由裁量に委ねられています。 理学療法士の名前での活動も全く自由です。 また活動から発生する責任も自己責任でという事になりますので、ご注意ください。」 また 「これらのPDFを後進のために協会へ無料で移譲する気はありませんか? とても役に立つ内容だと思いますが…? 」 というコメントを頂きました。
「残念ながら、このPDFは今後の活動を支える大切な収入源です。長い時間と労働の結果でしか出せないものです。その間の経済的損失を補填して下さるのならば考えないこともないです」とお返事いたしました。…という事で今、関係団体とのお話はここまでです。
これから先も、何とか体力と気力を維持して、活動を続けたいと思います。皆様の協力をよろしくお願い致します。
一気に紅葉が進んでいます。
Posted by jitakuderihabiri at 12:19│Comments(0)