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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年11月07日

バージャー氏体操を行う時の楽な姿勢について

一般の方がバージャー氏体操を行う場合の楽な姿勢の撮り方をご紹介します。

これはあまり積極的にお勧めできない事が多かったので、今まで触れずに来たのですが、リラクゼーションの扱い方と共通する考え方が有りますので、敢えて紹介する事にしました。

とても簡単な事で座面のしっかりした大き目のしょぅ道の椅子を使います。

仰向けに寝て両膝から下をこの上に乗せてバージャーアレン体操に近い体操を行います。
詳しくは自宅で行うリハビリを参照してください。兎に角あまりにも気持ちが良いので、私などはどうしても眠ってしまっていました。ですからこれがリスクになりやすい点なのです。

必ずホームーページの記事をご確認ください。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 16:44Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年10月16日

    PT山田はどのように体操を使って来たか 続き

    ここまでご紹介してきた バージャー氏体操とリラクゼーション体操ですが、すんなり使いこなしてきた訳では有りません。
    卒業してから35年に成ろうとしていますが、途中で離婚、片親での仕事・家事と子育ては激しいストレスの連続で、精神的にも肉体的にも最も疲れる時期でした。

    その厳しさは全く自分の事を考える余裕が無いと云う事からもお分かりいただけるものだと思います。 両親揃った子育てであっても自分の事もしっかり考えて周りに対して十分な対応が出来ていると云うのは大変に難しい事です。 その上仕事そのものが、相手である患者さんやご家族の事は絶対にしっかり考えずには何一つ進むことも解決する事も無いという職種です。

    本当に不思議ないきさつで、自分や家族の事は碌に考えられないのによそ様の事は真剣に考えなくてはならない環境でした。 しかしそれだからこそ、皆さんにまともな訓練をしようと考え抜いてきたことが、そのご家族の役に立ち、周りのスタッフの方たちの個人的な体調の維持向上の役に立ちました。そしてふと我に返ると、それらの事が有ったので自分に対しては何も出来ていないと云う事に気が付くことにもなって行ったのです。

    しかも、皆さんに役立ったと云う情報がさすがに自分に対しても冷静に評価をし、プログラムを組み立てて見ると非常に高い効果を上げて行ったのです。

    それでも十分な時間の取れない状態では何が何でも短時間で効果を上げたかったし、体操で体を痛めている訳には行きませんでした。


    しかも当たり前ですがこれは誰にとっても共通のニードでも有ったのです。 患者さんに取っては準備運動を手早く終わらせて基礎動作や応用動作を再獲得して、少しでも余裕のある生活でいたいのです。 ご家族にしても介護で疲れた体を一刻も早く休ませたい。そうして不自由を抱えてしまった家族と少しでも穏やかで、落ち着いた生活や、短時間でも楽しみの持てる生活をしたいのです。

    そこで準備運動によってリラックスできる気持ちの良い時間を過ごすことも良いけれど、早く生活に反映させて望むべき生活に向かって進みたいのです。


    そのような訳で早く短時間で効果を上げられなくてはならず、しかもその体操で体を痛めてしまっては何にもならないのです。しかし、疲れたり痛みを持っている筋肉と云うのはまた傷付きやすい状態にあるのです。 まずは、硬い事、弱っている事、血流が落ちている事等で傷付けば回復も悪いと云う前提条件も抱えています。

    しかも決定的な事ですが、筋腱の細い繊維でもささくれ立つ程度では無く、断裂すれば強い痛みを出し、多少傷付いた部分を修復するのではなく、断裂した場合の治りはとても時間が掛かるのです。

    その間の運動は出来るだけ控えなくてはならず、これでは介護の足しになるどころか本末転倒です。頑張って一生懸命ストレッチしたことで、強い痛みを出し、更に痛みで動け無くなり、治るまでに1か月前後掛かるのです。治っても次にはもうストレッチをしたくないと思うのが人情だと思います。

    折角の良いアイデアも使い方を誤れば、何にもならないと云う事は往々にして経験する事です。 ですから前以て体を痛めやすい方や時間に余裕のない場合にこそ、単にストレッチをすることでは得られない効果も有りますので、使って頂きたいと思います。またご紹介しているバージャー氏体操とリラクゼーション体操を使って、穏やかだけれど確実に、しかも一度の体操で数日は効果が続きますので、余裕をもって介護生活に望んで頂きたいと思います。

    勿論スポーツに対しても、他の体を使う趣味の生活にしても余裕をもってできることは楽しみを何倍もの喜びに変えられますし、ずっと続けたいと云う希望にも添える事なのです。




      

  • Posted by jitakuderihabiri at 20:16Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年10月12日

    リラクゼーション技術は何に役立つのか?

    このブログの姉妹格のアメブロにも   リラクゼーション技術は何に役立つ? と云う記事をアップしました。


    また 自宅で行うリハビリ には  リラクゼーション技術はストレッチのスピードアップとその効果を高める事に役立ちます。 と云う題名で記事を載せました。


    しかし、リハビリのリラクゼーションエクササイズに使われる技術はかなり複雑な要素が結びつき、一つにまとまった時に初めて効果が高くなると云うものばかりなのです。

    この要素は説明するときにはバラバラにしてその要素を抜き出して背景になっている理論と共に紹介する事が出来ます。但し専門用語だけで出来上がっているようなとっつきにくい、大全集のような構成になっています。 しかも是を単体で使っても望むような効果が得られないとか、技術習得には熟練を要すると云う内容です。

    言ってみれば直方体の3つの向かい合った面に対する理論は各々有るのだけれど、これをひとまとめにする力は訓練士しか持っていない。
    また直方体に対して、きちんとまとめ上げたプログラムしか実際には殆ど効果が得られないので、個別の理論の説明を聞き、技術を習っても効果を上げられない、と云った分かり難く納得しにくい物なのです。

    これはリラクゼーションに関わる要素をランダムに学習習得して行き、系統だった効果的な学習指導書が存在せず、そのような形でまとめあげるにはまだ時期尚早だからなのです。 つまりまだ今現在も研究が重ねられ、改良版や次のステップへの足掛かりが生み出されようとしている真っ最中だからなのです。

    ですが、それでもPT山田は敢えてその最先端の段階の技術を効果のしっかりわかっているものだけ、誰が扱っても事故が少ないと云う定評のあるもので、効果の高さにも抜きんでて高い評価が与えられているものをピックアップして体操にまとめ上げました。

    ですから、個別技術に対する解説や紹介を敢えて行っていません。
    その代わりにPDFや動画の中では姿勢の取り方から使う技術まで殆どすべてがリラクゼーション技術になっています。

    単にストレッチを行うよりずっと早く十分なストレッチ効果が出て来ることを確認して頂きたいと思います。 またこの技術を同時に使う事で、体を傷付けると云う事故をよりしっかり防ぐ事が出来ます。


    体に痛みを出さずに十分なストレッチ効果を身に付けた体には、動きに余裕が出来、自分の体を守り、同時に余力分だけは傍にいる方にも手を伸ばせる理想的な人間関係を築けるものと思います。

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 23:29Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年10月05日

    バージャー氏体操・リラクゼーション体操について

    自宅で行うリハビリに、ここまで紹介してきたリハビリ技術の価値の高さについて解説しました。

    これらの技術は欧米のリハビリに携わる専門ドクターが長年の研究の結果として確立して来たものです。レベルや効果の高さは当然でもあります。

    しかし効果が高い分だけ、不調に対してのリスクも高くなります。くれぐれも注意点を守り体を痛めるなどの事故を回避して下さい。またそれですから紹介している体操は、上記の技術の中でも事故を起こす可能性の低い、誰にでも行い易いものをピックアップしています。

    また、実際に自分の体に施行するときには手の向きや体の使い方に注意して工夫を凝らしていますので、思わぬスタイルでの体操を提案することも有ります。 しかし効果についてはきちんと理論を踏襲しているので、介助して行う場合と同等の効果が出ます。

    そして、特にモデルと同じようなスタイルが取れない場合は出来る範囲のスタイルでストレッチを始めて行き、少しずつ理想的なスタイルに近付けて行ってください。 少しずつ体の硬さが取れ動きやすくなると嬉しい物です。ぜひそうなりますように、リスクに注意して楽しんで体操を行って下さい。

      続きを読む

  • Posted by jitakuderihabiri at 08:38Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年09月23日

    バージャー氏体操やリラクゼーション体操をどう使ってきたか

    バージャー氏体操の使い方の一蘭表とともに PT山田がこれらの体操を一般向けに仕立て直しながらどのようにして自分自身に対して使ってきたかを書いて来ましたが、バージャー氏体操については今回の9月15日付の記事が最終になります。

    大体いつもそうですが新しいことを習おうとすると その内容を理解するまでに時間的なロスと云うのは必ず生じるものだと思います。 例えばろくろを回して陶芸を行おうとすると粘土のコネ方から知る必要が有ります。次に釉の性質や発色の仕方も分からなくては使いようが有りません。

    此処は八王子ですから、有名な八王子織についても、先行する糸の紡ぎ方や染め方、それらの歴史を全く知らなければ今見ている布が昔から有る物なのかそれとも全く新しい発想で生まれて来た物なのかも分かりません。

    それが分からずに買い物をすれば、ついている値札が妥当な物なのか、お値打ち品を特別にサービスして貰っているのかもわかりません。まさに猫に小判です。 それにしても少しは勉強したり、よその地方の品物と比較したりはするものです。

    しかし、私が提供している体操は医療技術として提供されて居る為に、比較対象をどこに持って行けば良いのかわかりません。誰かに施行して貰うのであれば、マッサージとか整体などと比較しても良いわけですが、自力で行う自主トレ体操なのです。 しかも医療技術を取り込んだものを自力で行うのです。 危険はないのか? 効果は出るのか? それはなぜか? 一々不安にもなるし、懐疑的にもなるはずです。

    私自身が病人への治療としての効果は分かっているものの一般の病気とまでは行かない、不調程度の場合にどの位の効果が期待できるのか大変懐疑的でありました。 実際に効果は無いだろうと最初から使ってみようとは考えていなかったのです。 

    これを一般の方にも役立てられると考えた理由は2つありま。まずは自分がたまさか薬を処方してもらうほどの不調に陥り、その時に自分で使ってみて予想以上のしっかりした効果があったと云うことが1つ。 

    もう1つは何より患者さんに対して可能な限り最短の時間で効果を出す為に何か工夫できないかと、丁寧に自分の体で体操をやり直して行った事がもう一つです。
    これは予想をはるかにしのぐ体調改善としての効果を上げたのです。 そこから目からうろこの思いで万人に役立つかもしれないと予想を立て、その視点でこれらの体操を抜本的に見直すことになったのです。

    ここら辺のことをもっと具体的に記事にして自宅で行うリハビリでアップしてみました。

    これを読んで頂くことにによって 『危険はないか、効果は有るのか、どこに注意すればよいのか』 と全てに懐疑的になりながら、恐る恐る体操をする必要もなく、使い始めのロスタイムも最短の時間で効果を上げることが出来るものと思います。
    これを私がしたように調べるとすると、私が最も効果の高い方法として提案できる様になるまでの15年間をそっくりそのままもう一度繰り返すしか有りません。 それではさすがにロスが大きすぎますのでその部分は避けて頂けるのです。

    その詳しい理由や、実際の使い方をアップして有りますので、有効にご利用下さい。


    次からはリラクゼーション技術を一般の方が使えるようにと考えるきっかけになったこと等を書いて行く予定です。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 00:12Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年06月22日

    見た目だけれど、若返り


    きちんとした仕事として、講習会の指導がまだスタートを切れず、とても残念な思いをしています。
    それで、自宅で行うリハビリの 講習会のページを見直していてハッとしました。

    今までも私の年齢をとても若く勘違いしている方は多かったと云うか、例外なく皆さんー15~-20歳前後だと思っていたのです。
    これは自慢ではなくて、なぜ周りがそう思うのか?と云う事とこの体操とどう関係しているの?と云う説明に繋がります。

    まあ、私の場合は遺伝的に父親がとても若作り・祖父に70過ぎても真っ黒な太い髪の毛の人がいたとか説明できかねる要因も有ります。しかしだからと云って勿論良い事ばかりではないのです。患者さんの家族とこれで喧嘩になりそうになってますから。お話にならないって怒りだして、人間関係が壊れるところでした。 


    …まあ他愛もない、自分の家族の事を訊かれるままに話していて、上のお兄ちゃんは中々優秀でいつも私は言い負かされる、まあ30歳も近いし大人なんだから当たり前だけどね。下の娘も25になる、女優を目指しててガッツが有るのよね。皆で上手くやってくのが一番難しんだけど…と云った良くある世間話をしていたと思って下さい。
     
    そしたらいきなり怒り出して、『冗談にもほどが有る、黙って聞いてれば 私より若いあなたにそんな年齢の子供がいるわけないじゃない、作り話で人をからかうのもいい加減にして!』 と椅子をけって行ってしまったのです。 これにはビックリして目が丸くなってしまいました。

    此方はカルテも有るし、当然その人が幾つかは調べればすぐわかる訳です。…まあご両親とも具合が悪い訳だし、少し老けて見えていたのですね、疲れていたんだと思います。皺も深くて多いし、茶色っぽい皮膚でした。 だけどご両親は奥さんが82歳ご主人が79歳のおしどり夫婦、子供さんたちの年齢が見た目上は私と同じくらいでも全くおかしくないのです(当時私は56歳)。  だけどご両親は晩婚で、遅くに3人の子供が続けて生まれたそうで、その方は長女で43歳だったのです。

    見た目で話を合わせていたので、大失敗でした。勿論長女さんが50歳を過ぎているようには見えませんでしたし、私をそれまでの話の内容から、自分達より若いと思い込まれたのは逆に大ショックでした。そうすると息子は10歳位の時の子供になってしまいます。しかも私は結構なノータリンだと云う事ではないですか?

    まあ、これは極端な話ですがそれまでも、子供のいない独身の婚期を逸した女性扱いされたことは数知れずです・・・。46歳のころ37歳の女医さんが自分より若い結婚前のPTだと思い込んで、婚活なんだから少しは綺麗な格好をしてきてよと強引に凄まれて、仕方がないからドレスを着た事が有ります。それで慶応大学の医局に行き、わざわざ着替えてPTをやったんです。 

    折悪く学生時代の後輩にまともに顔を合わせてしまい、何でそんな格好しているの?と云う目で見られて穴が有ったら入りたかったです。 しかも彼は後輩どころか物凄い年上の貫録、このままで良いのだろうか?と帰宅してからは仕事ではなく、そっちで悩む様でした。
    勘違いなのに一言もしゃべらせて貰えず、後で もうかなり大きな子供が2人もいることを伝えて、お誘いをやっと断りましたっけ。
    その時の先生、え~結婚して離婚したのー? 46なの~? 子供大きいの??? と状況を理解するまでに物凄い時間が掛かり、本当に迷惑な話です。 それなのに、「本当に迷惑なのよねーそんな風に若作りだと、ネームプレートに年齢を大きく書いときなよ、名前じゃなくて」と言い放ったのです。全くどこまでも・・・。

    そして、その年齢を間違われる一番大きな理由が、どうやら間違いなく姿勢だと云う事に気が付いたという訳なのです。 髪だっておじいちゃんの様に黒々してないからテキトーに時々染めてるし、顔のしわが無いのはこれは全く理由が分かりませんが、女優さんやタレントさんたちの中にもどうやっているのか、皺の少ない人がいますよね? だけどそれなりに年輪がちゃんと雰囲気や表情に出るじゃないですか?

    あ、ちなみに私は晩婚で30歳間際が初産だから現在60歳直前です。 癌の手術の後激ヤセしたのでお腹に皺が寄ってしまったけれど、顔には皺が出来ないです。 息子は若い恋人だと良く間違われます。 昔の同僚にそう言われたときは幾らなんでも一度は紹介しているのに、忘れないで欲しいと思いました。 だけど、息子は順調に加齢していくのに私はどうやら違う様なのです。

    自宅で行うリハビリのトップページに、昨年秋のリラクゼーション体操の講習会風景を再度アップしました。 残念ながら元写真がこのパソコン上にないので此方に移動できないのです。ご足労ですがホームペーへ移動してご覧くださいませ。

    写真の中で一番小さいのが私です(昨年の入院前なので今現在より10kg重い)。 皆さんの姿勢がかなり違うので良く観察してみて下さい。 注釈を付けてあります。 

    私はもっぱら指導だけですし、場所が取れないのでモデルとしてエクササイズをすることも全くなしです。日常的に行っているバージャー氏体操と、リラクゼーションエクササイズ、ジョギングやウオーキングの結果です。今はもう体操前後での姿勢の変化は特別に有りません。だけど今でも体は羽が生えたように軽くなりますよ。

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 18:51Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年05月14日

    理学療法士の後輩達に

    ぜひ、どんどん私を乗り越えて行ってください。 「もっと勉強して下さいそれを広めて下さい」と課題は向こうからやって来るのです。 それを「大したことが無い」とか 「こんなもの馬鹿にされる」 と思わずに追及して欲しいのです。 本当に学校で習った通りなのか? どうしてこんなに例外ばかりなのか? 他に正解が有るからではないのか? etc.etc.・・・・ 

    昔のエクササイズを検証し直す、と云う様な題名で矢野健太郎氏がジャーナルに投稿したのはもう15年以上前でしたでしょうか? 皆の反応は良かったのですが、一つ一つが手間が掛かり、時間を喰うものばかりです。ちなみに矢野さんは私の2年下の同窓生です。 訓練室でどんどん使うような余裕は誰も持っていませんでした。しかし幸か不幸か、勉強にかける時間に余裕の有った職場でしたので、その頃既に私の方はバージャー・エクササイズを訓練に取り込んで10年近くがたっていました。使い始めから5年くらい経ってから、本格的に自分でも使ってみて 本当に役に立ち急速に生活が楽にもなって来ていました。



    さて、自分が偶然訪問リハビリと云う環境の中で気が付いた事はいろいろあります。

    その中でも一番重要なのが リハビリのリラクゼーション・エクササイズは万人共通に使えるという事実でした。しかもバージャー・エクササイズを先行して行うと飛躍的に短時間で高い効果が得られるのです。 私がたまたまそういう人だけに当たったのでなければ、一人の例外も無いのです、ただ若干の程度の差が有るだけでした。


    ・・・・これは当たり前なんです、障害を持ったから役に立つ体操なのでは無く、初めから生理学的に効果が有ることを検証しながら作り上げて来ているのですから。 それもその道では一流の医師が開発に携わっています。

    苦労を人一倍背負う障害の有る状況を出来るだけ速やかに、そのような状況でも受け止められるほどの穏やかさで、しかも気持ち良く、高い効果が得られることを目標にして考案されています。

    障害のない、大きな負荷でも耐えられる、感受性が良好で、その上表出に差し障りの無い状況の一般の方々に、大きな効果が出ない方がおかしかったのです。  後から振り返るとその通りですが、よそのお宅に初めて一人で入り込み、お互い見知らぬ者同士でまだ信頼関係も出来ていない・・・。 ご本人たちは何をされるのか分からず不安で一杯です。

    そこで、いきなり評価します、黙って言う通りにしてくださいと言っても、脅かしているようなもので心も開きようが有りませんよね? 訴えたいことの10分の1も話せないのではないでしょうか?

    兎に角効果の有る事だけが望みです。 マッサージさんよりましだろう位にしか思っていません。高い利用料が掛かるのですから。

    そんな次々に繰り広げられる関門を通過するときの通行手形の様に役に立ってくれたのが まずバージャー氏体操でした。
    物凄く簡単で、物凄く優しいのです。 それなのに青白い顔をしている意識のはっきりしない利用者さんの頬がみるみるピンクに成り、気持ちが良いのか薄く笑っているような表情に変わります。  いつも真剣に療養に取り組んでいる、ご家族が一番先に気が付き喜んでくれます。 そして、仲間の看護士さん、ケアワーカーさん、ヘルパーさん…皆さんその体操を指導して下さいと頭を下げられたのです。 

    そして、その効果の高さ、ご家族からの信頼感の厚さを、ケアマネージャーさんが見逃すことは有りません。私の空っぽだった週間予定表はあっという間に一杯になってしまいました。 勿論職場のチーフのエネルギッシュな売り込み 笑 も大活躍だったのでしょうが、信頼感と効果は絶対に外せない重要なキーワードです。

    ・・・・続く  

  • Posted by jitakuderihabiri at 21:55Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年04月22日

    動画をアップしました

    ☆動画「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」をDL-MARKET「自宅リハビリさんのページ」 にアップしました。


    大変長らくお待たせいたしました。 昨日やっとDL-MARKETに動画をアップロードいたしました。ホームページ 自宅で行うリハビリのトップページにセルフメンテナンス体操1,2,を紹介しています。 本当に多くの方がこのページにアクセスして下さり、実際にも使ってご覧になった方もいらっしゃると思います。

    しかし、この中で一番利用価値が高いだろうなと思われる腰痛予防の体操は、試された方はお気づきだと思いますがなかなかのハードエクササイズです。現に今腰が痛い場合にはスタートの姿勢も取れない方もいらっしゃると思います。

    各講習会で少数ですが、しゃがんだ姿勢が取れないんだけど あの順番で出来るだけ行って下さいって書いて有るから、何も出来ないんです。何とかなりませんか?と尋ねられました。 

    そこで、今回の動画「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」の中では別の方法を各姿勢の取り方について、紹介しました。 工夫次第でお一人毎にいろんな姿勢で 同じ様な効果を出せる様に調整できるのも我々訓練士の強みです。


    足の裏から足首、ふくらはぎ、すね、膝関節、太もも、股関節、そして腰周囲と体操は上に向かって上がって行きます。 その各部位のどこであっても、下から順に体操を辿って、自分の苦痛を抱えている部位の一つまたは二つ上までの体操をして下さい。 

    例えば今自分の膝の周りが浮腫んで苦しい、正座が出来ない、階段が下りられない、膝が良く曲がらない、力が入り辛い、等の症状が有るとすると、足の裏から体操を行い太ももや股関節の体操まで一緒に行います。


    また、商品説明に書きましたが、リラクゼーション体操に取り掛かる前に、必ずバージャー氏体操を行って置いて下さい。循環改善を行うこの体操が、痛みや浮腫みを軽くしますので、リラクゼーションも行いやすく、その上時間を1/3~1/5まで縮められて効果も飛躍的にアップ出来ます。 

    さっさとバージャー氏体操が出来るまでは半年前後掛かると思いますが、当初の30分を私自身は4分位で効果が出るところまで来ました。  この後でリラクゼーション体操をするので、身体の機能で不調を起こす事が全く有りません。しかもリラクゼーションだけでは組織に柔軟性を取り戻せているのかはっきりしないことが多いのですが、バージャー氏体操を数分行った後ならばはっきりと体の柔らかさを実感できますし、気持ちの良さも温泉に浸かった以上の実感が有ります。その上効果の持続時間は2~3日、長ければ1週間近く持続します。


    これは私自身の体でわたしが感じられることなので、『商品説明』や『自宅で行うリハビリ』には書くことの出来ない内容なのです。主観を交えた表現はご法度です。 しかし、たまりばは地元のブログですし、実際に顔を合わせて講習会などでお話を交わした方も随分増えました。 ですから、これらの体操を実感して下さった方は、私の個人的な感想についても共感して頂けると思うのです。 講習会の最後ではどの方も、今お風呂に入って来たようにピンク色の頬で 気持ちの良さからニコニコしていらっしゃいますので、思い出して頂けると思います。


    そのような皆さんも、一度はバージャー氏体操をせずにリラクゼーションの体操をしてみて下さい。余りの効果の低さに驚くし、ガッカリする筈です。バージャー氏体操だけでは循環の改善になるだけで、膝が痛くてなかなか椅子に座れなかったかたで、リラクゼーションが終わった後に小走りでトイレに行かれたSさんも、そこまでの効果は得られないのです。 2つの体操を組み合わせて行ったので、不思議なほどしっかりした効果が出たのです。


    バージャー氏体操は今回紹介した動画の商品説明からすぐに行きつけるようにセットしました。また、半永久的に無料にしようかと思いましたが、やはりそれでは身に付いていないのと、一応今回の震災後の対応として無料に出来ましたので、2013年3月11日までで無料提供を終了します。 小学生でも覚えられる内容ですので、皆さんも負けずに覚えてしまって下さい。


    それでは皆さんのご健闘を祈っていますね。 次の動画は腰から首周囲までのリラクゼーションと50肩体操を考えています。


     

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 17:14Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年04月05日

    「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」

    動画「足の裏から腰周囲のリラクゼーションと腰痛予防体操」(仮題)についてですが、本体は先日出来上がり、現在は内容を分かりやすくお伝えする為の商品説明を作成中です。もう暫くお待ちください。

     初期はここに3か月も掛った程の大変難しい部分です。伝え手と受け手のリハビリに対する理解が全く違う上に、大変個別性が高く、例外の多いリハビリの世界です。意図せずでも誇大広告になれば厚生労働省や理学療法士協会からクレームが出ます。
    これは単にクレームに留まらず、皆さんにとって大切で重要な内容であっても、ホームページ「自宅で行うリハビリ」を封鎖するところまで発展しかねない場面です。この点は慎重にならざるを得ず、なかなかアップロードまでこぎ着けられません。

    リラクゼーション技術は殆どオールマイティといえる程、難しい症例、何をしても効果の上がらない困難例にこそ用いられることの多い技術です。神経に対しても緊張を緩められるために、神経系から症状の出る病気の中で、特に体が硬いことで酷くなることが分かっている、痛みやコリ、過労状態や、これらに伴って動作が行いにくいという影響を元から改善して行く事が出来るのです。

    ですから訓練士はパーキンソン症候群や脳卒中の後遺症で体の硬くなる多くの場合に、この技術で対応しています。

    そういう訳ですから、一般の方の体が硬いことで起こる症状は当たり前のように、非常に良く しかも素早く改善してくれるのです。
    しかし、リハビリの技術としては中枢神経系の病気に対して主に使っているので、普通の方に使っていただけるのかもまだ十分に気が付いていませんし、更にそれをお伝えしようにも、病人として病院に来ていただかなくては、今は伝える術もないのです。 

    PT山田はこの技術をたまたま訪問リハビリの中で、病気療養中のご本人ではなく、一般の方、つまりご家族や介護士さん、ヘルパーさん、マッサージ師さんに伝達の練習を受けて頂くことで、例外無く体の硬さを原因とした疲れやコリ、痛みには、どなたにも効果が有るということが偶然分かったのです。それでもどうしても、こうやってお伝えしなければいけないとまでは考え及びませんでした。

    必要ならば病院に来て下さればよいのですし、その必要のない方がこの体操を購入してまで使おうと思うだろうか?と当然そう考えたのです。

    しかし、中には病院に行くだけの時間的な余裕が無くて、そのまま症状が進んでしまい、結局手術しても治らないほどの重症になり、仕事でも趣味でも一線を退いていらっしゃる方が、物凄く多いことに気が付いて行きました。

    年齢を重ねたからとか仕事の現場を離れられなかったんだから仕方がないよねとか、この様な種類の痛みやコリって治らないんだろ?そういうもんだよねと初めから諦めている方ばかりで、沢山の方にこのように言われました。

    けれど、転ばぬ先の杖で、まずは疲労を蓄積しない方法を知ればどうでしょうか? バージャー氏体操が有りますよね? 痛みなども少し変だなというレベルで回復させる事が出来れば、病院に行くような症状にまで至らずに一生を過ごせることになるはずですね? 

    自分の体を悪くしないで済むのであれば、もしくは素早く症状を改善出来れば、しかもそれが自分だけの力で簡単に出来るのであれば、ぜひ自分ならそうしたい。訓練士としても必要以上の苦しみを誰にも味わって欲しくは有りません。殆どの方がその方法が分かれば自分で何とかしたいと仰いました。ただその方法が分からないだけだと云う事なのです。


    それに病院に行くかどうかのレベルで迷った挙句、最終的には病院に行っても治らなくなっていたのでは、元気であった自分の体にたいして、余りにも勿体ないことなのです。 本当にこのような例もものすごく沢山遭遇しました。


    こう云う事にに気が付かれて、私の行っていた講習会に大勢の方が申し込んで下さり、その場で軽快して皆さんニコニコしながらお帰りになりました。テキストも見直す事が出来、自分で動いてみれば、全て今行ったことばかりですので、分からなくなる事も有りませんでした。

    それでも、会の終わった後に大勢の方が残られて、具体的な説明も求めて下さいました。 お役に立ったでしょうか? 是非その後をうかがいたいと思いながら、おひとりの方にとっても、この体操が役にたっていることを本当に実感するためには、半年以上とかの期間を続けて頂かないと、なかなかそう実感するには至らないのです。

    勿論その場で軽快するのですから役には立つのですが、活動中の癖が変わらない限り必ず再発するものなのです。その再発した時になって忘れていれば、もう繰り返すことが事が出来ません。ですから、必要最低限、講習会の後は覚えるまで繰り返し続けて頂かなくてはいけないのです。 必ずこのお話を終了時にお伝えしていますが、大丈夫テキストが有るからとみなさんおっしゃいます。

    その語調から、やはり面倒だから覚えるまでは続けていらっしゃらないのだろうなと感じています。

    それで、動画がより頼りになります。

    それなのに動画をなかなかアップロード出来ず、講習会の中断でご迷惑をおかけした方々、また選にあぶれてしまい次を期待してくださっていた方々には大変申し訳ありませんし、最初から動画お待ちくださって下さる方々に対しても大変申し訳無く思っています。

    現在一刻も早く出せるように、鋭意努力中ですので、もう暫くお待ちくださるようお願い申し上げます。

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 22:23Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年01月30日

    ☆バージャー氏体操の使い道

    HP.自宅で行うリハビリ

    バージャー氏体操の使い道 をリンクを貼ってまとめました。


    これは今まで、バラバラにブログやHP.に置いていた 
    この体操の使い道についてまとめたものです。

    まだ、HP.内にはこのトップページに集めていない記事が他にも有るのですが
    関連記事やPDFの解説ページの其々のリンクをたどって 全てをご覧頂くことが出来ます。

    動画のある場所を忘れてしまった場合にも HP.自宅で行うリハビリに行けば
    必ず見つけることが出来ますので ぜひご利用頂きたいと思います。
      

  • Posted by jitakuderihabiri at 18:06Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年01月19日

    バージャー氏体操の使い道  小さなまとめと2

    記事のご紹介です

    姉妹ブログのアメーバブログに

    バージャー氏体操の使い道  小さなまとめ  小さなまとめ2  をアップしました


    何時かまとめなくてはと思っていたのですが 沢山の記事の中から関連記事をピックアップするだけでも重労働なので
    ズルズルとそのままにしていました。

    それが親切な方がちょっと変わった方法で関連記事を指示して下さるので、甘えさせて頂いて何とかまとめ上げることが出来ました。 HP.自宅で行うリハビリより砕けた感じでまとめられたので、上手く伝わって呉れればと期待しています。


    ぜひご覧になって下さい。
      

  • Posted by jitakuderihabiri at 22:12Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年01月13日

    東大和市南街公民館の生きがい講習 始末

    第2期目の講座を途中でとん挫させてしまい

    とても申し訳なく思っています  


    まさかの癌の進行でやむを得ないとは云うものの
    期待して集まって下さった受講生さんや お世話をして下さった職員さんには
    本当に平身低頭です


    そして本日使わなくなったテキストの返却まで、職員さんが面倒をみて下さり
    それが手元に戻ってまいりました  どうも有難う御座いました  …そして、続けられなくて
    とてもとても残念です


    そのままお手元にテキストをお持ちになって下さった皆様には
    折々に使い方を載せていますのでHP.「自宅で行うリハビリ」を覗いてみて下さい


    また、これからお求めの方にも 順次いろいろな使い方を紹介して行きますので
    HP.自宅で行うリハビリを御贔屓にお願い致します


    ただ今、足の裏から腰周囲のリラクゼーションで、ホットパックを御手持ちのタオルで作って併用する方法を紹介しています


    皆さん 
    本当に冷え込んで来ましたので、神経痛をお持ちの方などにはとても辛い時期だと思います
    寒さで寝付きにくい時等には タオルで簡単にホットパックが作れます

    ぜひ自宅で行うリハビリのサイドバー簡単な介護の方法とヒント1.の最初の記事「タオルでホットパックを作る」を参考にして、使ってみて下さい

    写真入りで丁寧に紹介しました

    姉妹ブログ アメーバブログ でも 取り上げてみました  お役にたつと良いのですが…

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 22:58Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2012年01月09日

    記事の追加など お知らせ

    HP.自宅で行うリハビリ のトップページに


    予告☆動画「足の裏から腰周囲へのリラクゼーション」の紹介とホットパックの併用

    をアップしました。


    そして

    首・肩・背中の疲れ・コリや痛みとその対策 ⇒セルフメンテナンス体操の効果アップと時間短縮に使うの目次の2.気持ち良くて、楽なエクササイズ2 前傾姿勢のリセット(今回は上胸部=猫背・辷り症) へ移動


    また、以下の記事を更新しました

    立ち上がり動作での注意点 詳しいオリエンテーションになる様に内容を手直し



    自宅に有る物でホットパックの代用が出来ます

    アメブロの本日付の記事もご参考になさって下さい。

      

  • Posted by jitakuderihabiri at 18:59Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年10月13日

    東大和市南街公民館 第2回講習会

    10月12日(水)14:00~の第2回目の講習会は バージャー氏体操に引き続き腰から下のリラクゼーション体操を行いました。

    リラクゼーション体操の前に お互いの表情や 姿勢を確認して頂き 体の痛みなども有ればその程度を確かめました。









    エクササイズ終了時には 皆さん血色が良いのを通り越して 大汗をかいていらっしゃいました。

    また、膝や足部、腰などが痛くて床への立ち座りが大変だった方が数名いらっしゃったのですが、やはり最後に立ち上がるときにも恐る恐るでした。しかし一斉に 「あれ、あんまり痛くない 膝が軽い 足がしっかりしてる」 と仰って下さいました。

    これは、足の裏からのリラクゼーションの効果です。


    また、前回の上半身のリラクゼーション後は 腰から上のスタイルが良くなり、 胸が開いて首が長く、顔が小さくなっているというイメージでした。

    それが今回の腰から下のリラクゼーション後は 全員背が高くなっているというイメージで、 お互いを見て思わずみんなで笑ってしまいました。 エーウソー と云う声も聞かれました。 これは、腸腰筋と云う腰の内側から始まり、足の付け根前方に付いている筋肉が緩んで、体が起き上がることで得られる効果です。

    勿論背が伸びたのではありませんので、誤解しないようにお願いします。






    西武新宿線東大和市駅北口から左前方奥(北北西)に有る 市民センター・公民館・学童保育が

    一つになった建物です。   


    終わった後も、沢山の方が残って質問をして下さり、賑やかでとても楽しい講習会でした。





      

  • Posted by jitakuderihabiri at 17:02Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年10月06日

    東大和市南街公民館 第1回講習会

    10月5日14:00から 第1回目の講習会を行いました

    部屋に茣蓙を敷き 互い違いに寝て頂いて 部屋いっぱいに何とか収まりました。

    あいにくの肌寒い雨の日になり、1名様が来られなくなり、1名様が公民館に来たのですが急用が出来てすぐに帰ってしまわれました。 残念ですが、18名の参加者さんは皆さん積極的に頑張られ、質問も活発に頂けました。

    そしていつものように簡単な自己紹介と、このような講習会を持つようになった経過をお話ししました。

    元々は本人の望みに係らず、リハビリに期限が設けられ、精神的なよりどころを失くされる方への補助手段としてテキストを作って行ったと云う事。 その中の体操編が一般の方の役に立つことに気が付いたこと。しかも想像以上の効果を上げることが分かり、講習会を続けることになって行ったことなどをかいつまんでお伝えしました。

    実際に、この体操が多くの一般の方に役に立つことを気が付かせて下さったのは、八王子市創業塾のお世話をして下さっている、多摩信用金庫のT氏のお陰だったのです。 本当に心から感謝しております。これはこの体操で体調を回復された方々からも感謝の言葉を頂けましたので、間接的にですがお伝えいたします。




    さて、講座の始まりは寒くてなかなか体も暖まらず、皆さん半信半疑だったようですが、バージャー氏体操が終わる頃には部屋の中が暑くなって来て、皆さんの顔も血色が良くなっていました。

    中に足が暖かくならないというご婦人がいらっしゃいましたが、循環が上がっている兆候は顔色にも、足背の拍動にも顕われています。触っても暖かいので、自覚的に冷感を強く感じているようです。 このタイプの方は次回までに出来るだけ毎日バージャー氏体操を続けるようにお話ししました。

    血管が細くなっていたり、長い間循環障害を起こしていて、知覚鈍麻の可能性も有ります。いずれにしても血流を落とさずに、練習を続けることで改善の見込みの有る状態です。 血管を太く丈夫にし、枝分かれを増やして十分な機能を回復させるには、月単位で頑張って頂くしか有りません。 組織を養い上げるまでには時間が掛かります。




    リラクゼーション体操では、教えて貰った手技を行う位置が覚えられないというご質問を頂きました。ポイントは神経の走行に添って、中枢である背骨近くから手先などの末梢に向かって、体の表面近くに出てくる神経に対して順にリラクゼーションをしていると云う事が一つ。もう一つは個々人によってその位置が違うと云う事が挙げられます。

    ですから大まかに手のひら全体を使ってリラクゼーションを施すようにしています、とお伝えしました。大きくエリアをカバーすることで個人差はその中に収まります。





    この写真はリラクゼーションの反応が出てくるのを無刺激の状態にして待っているところです。バージャー氏体操もリラクゼーション体操もじっとしている間に効果が現れます。 

    次回は足腰のリラクゼーション体操です。


    追記
    HP自宅で行うリハビリ にも概要をアップしました。ご覧頂ければ有難いです。  

  • Posted by jitakuderihabiri at 20:55Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年09月10日

    猫背・胸椎辷り症について

    サイドバーのお気に入りに八王子ファッション協議会関係のホームページや、このリラクゼーション体操の講習会を開いてくださっている各市のホームページを貼っています。

    今 耳下腺癌のopeの後遺症で あまり積極的に参加できていないのですが ファッション協議会のフットサルチームに誘って頂き
    娘や息子と共に混ぜて貰って運動させて頂いています。

    そしてそんな中でひょんなことから 職業上の姿勢からくる 体の変形について、小耳にはさむことが有りました。

    編み機や機織り機の(織機)の上に前かがみになって作業するので猫背になってしまう、辷り症を起こして辛いという内容です。

    今になって きっとフットサルの活動も、単なる親睦と云うだけでなく、そんな同一姿勢から来るストレス発散や体を鍛えるという目的が有ってるんだろうなと想像しています。

    そしてこのような同一姿勢による体の変形や、そこから派生する思ってもみなかった体の不調と云うのは 理学療法士として散々見てきたことでも有りました。 フットサルの端っこにちょっぴり参加させて頂いているだけなのですが、一緒にプレーしている以上大切な仲間です。

    お話を伺った時には直接こんなふうにしてみては?と云うお話も致しましたが、きっと前かがみで行う仕事と云うのはかなり大勢の方がなさっているに違いないと思います。ですから、仲間からきっかけは貰ったのですが、そこから派生して周りの方々にもエクササイズの方法をお伝えしたいと思います。



    まず、重い物を持ち上げたり移動させたりすれば腰を中心にして疲労や痛みが出ます。しかし、前かがみなだけで、特別に負荷をかけていないのなら痛みは出ないんじゃないの?と思われる方もいるかとと思います。


    ところが同一姿勢でじっとしていなければならないとなると、それはとても大変な仕事なのです。 その姿勢を保持するための筋肉(この場合は背中に有る脊柱起立筋群の胸部から上)は疲労でまずは凝って来ます。 疲労を解消するために休息が必要なのはみなさん良くご存知ですので、出来るだけ休みます。しかしまた翌日同じところが凝ります。これを繰り返していると、筋肉が弱って来てしまうのです。

    背中側の脊柱起立筋が弱ると、放っておいても前かがみの姿勢になります。更に同一姿勢が長いとか、休憩だけで効率よく筋力強化が出来なければ、前に落ちようとする上胸部を支えるのは脊柱の前を縦に走っている前縦靭帯と云う事になります。しかし靭帯では重さを支えられすこれも弱化して来てしまうのです。
    こうやって何度真っ直ぐに体を起こしても常に前屈みと云う猫背になってしまうのです。この状態で重い物を持ったり、背中に乗せて運ぶ、もしくは体を捻じる姿勢で作業を続けるなどの負荷が加わると、辷り症が起こることも有り得ます。

    辷り症と云うのは脊柱の一部がその下の椎骨の上から前下方に移動した亜脱臼の状態です。あまり強い痛みは出ないと聞きますが、しびれや、疲労感などの不快症状、これが長引けば慢性的な痛みになるだろうと予想されます。


    元々の体質も有ると聞きますが、因果関係が有るので親子とも辷り症ですと云うのは聞いたことが有りません。
    ただし、生活環境が同じとか、同じ内容の仕事しているとなると なりやすい因子が多くなるのは避けられません。


    体質だから仕方がない、と方針決定しているのでなければ、トラクションと脊柱起立筋、体幹筋を鍛える穏やかな方法が有るので試してみてはいかがでしょうか? 整形外科などの牽引器を利用するとその度にお金が掛かり、しかもそれだけでは良くならなかったという話もよく聞きます。 牽引は関節周囲の軟部組織や筋肉のリラクゼーションを促します。しかしリラクゼーションだけでは単にたくさん休んだのとあまり変わりません。



    そこで筋肉の力を鍛えることが重要になってくるのです。 疲れている筋肉をそのまま筋トレすれば余計に疲れます。これでは疲れる以前にやる気が起きません。 その為にバージャー氏体操とリラクゼーション体操で循環を上げて、筋肉の緊張を落とし、まず出来るだけ筋肉疲労を軽減するのです。

    そしてそのまま引き続き筋トレに入って行きます。筋トレと云っても激しいことはしません。自力で負荷がかけられるのですが、これは取る姿勢で負荷をかけて行きます。 自力で100の負荷が変えられるのであれば、最初の内は20くらいから掛けるようにします。


    この時に使う体操は、最初に2-2.バージャー氏体操 次にリラクゼーション体操として 2-3.十分な呼吸のための体操を使います。このリラクゼーション体操の中には首の牽引に近いものも含まれています。自分の手で頭を支えるか枕を持ち上げて行って下さい。 バージャー氏体操の動画は3月17日付の記事に貼って有ります。ダブルクリックして拡大し、両手も一緒にご覧ください

    まず、必ずバージャー氏体操で循環を上げておきます。 これをはしょると 効果が殆どはっきり出て来ません。 またバージャー氏体操だけでも、上手くリラックスできません。 この二つは対になる体操と云うより、筋トレと云う目的を考えた時には単なる一連の準備体操でしかないのです。

    このリラクゼーションは猫背や辷り症で胸から首にかけての筋肉がすでに短縮している可能性が有るので、こちらも無理に動かせば痛みを引き起こすために、どうしても必要なものなのです。短縮筋も硬く疲労しているという事実が有ります。 


    その後の筋トレについてはHP.自宅で行うリハビリのサイドバーのコンテンツ有料の各体操PDFをセルフメンテナンス体操の効果アップと時間短縮に使う の2.気持ち良くて、楽なエクササイズ2 前傾姿勢のリセット(今回は上胸部=猫背・辷り症) に詳しく説明しました。

    このコンテンツには他にも腰痛対策や、下肢・足部の痛み、肩こりに使うPDFの紹介と解説を取り上げています。ぜひ参考にしてみて下さい。







      

  • Posted by jitakuderihabiri at 17:09Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年09月08日

    東大和市南街公民館の生きがい講座 変更

    昨9月7日から2週間に渡って募集の始まりました 簡単リラックスの講座 ですが

    定員20名のところ2日間を待たずに30名に達しましたと云う事です

    皆様 気に掛けて下さって有難うございます


    しかし あっという間に定員を超えてしまい お申し込みの方々にお断りするのが忍びない・・・・
    そこで南街公民館の担当職員さんから 期日と内容変更の打診が有りました

    全5日間を 10月5日 12日 19日 (各水曜日)の 3日間で仕上げる  

    そして同じ内容で 10月22日 11月2日に 11月9日を追加して(各水曜日) もう1セット講座を設けると云う内容です


    今引っ越しが入りそうなので他の講習会の予定を立てていません 
    そのままお受けしました 皆様 お会いするのを楽しみにしておりますface02  

  • Posted by jitakuderihabiri at 16:16Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年08月20日

    冷え性対策

    バージャー氏体操の使い道・冷え性対策を
    HP 自宅で行うリハビリにアップしました。

    夏でも家の中でストーブを焚いているような酷い冷え性の患者さんにも効果が有りました。

    普通に歩ける場合にはもっと簡単な方法も有ります。

    血管の太さを増し・枝分かれを増やす様子が観察されます…
    これは裏を返せばそれだけの時間を掛けなければなかなか解決しないと云う事でも有ります。

    ぜひ気長に諦めずに、じっくり取り組んでください。
    詳しくはホームページで!!  

  • Posted by jitakuderihabiri at 22:16Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年08月05日

    眠れぬ夜にもバージャー氏体操が利用できます

    自宅で行うリハビリトップページの記事を抜粋しました。


    お酒の勢いで眠る習慣をつけると、メタボリック症候群や、アルコール依存症などの思わぬ弊害が出て来ます。

    眠れなくても翌日仕事が待っていると、ストレスで精神的に参ってしまいます。


    神経科でお薬を貰うほどではないと思ったら、ぜひお試しください。練習方法はサイドバーの「バージャー氏体操」に動画を置いています。



    眠りにくい夏の夜・・・ 疲れ過ぎや 気がかりで余計に眠れない そんな時には頭をアイスノンに乗せてお試しください。

    他に何もいりません  体に負担が掛からず 体力も消耗しません 自力で循環が上げられるので翌朝の目覚めが爽快です。

    お金も要らなくて パーフェクトでしょ?  ただし書かれていることは守って下さいね。




      

  • Posted by jitakuderihabiri at 07:43Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操

    2011年07月29日

    東大和市南街公民館の生きがい講座

    先ほど南街公民館の担当さんから 生きがい講座のチラシが届きました。





    立川駅の東北東方向に位置するが公民館になります。





    お近くの方はぜひご参加ください。   

  • Posted by jitakuderihabiri at 18:57Comments(0)一般の方の為のリハビリ体操