2011年09月20日
リハビリ訓練士の皆さんへ6.
自宅で行うリハビリは
タイトルの通り 自主トレリハビリを 無償で各ご家庭で個々人が行う場合の注意点や技術(有料と一部無料のPDFは全てDL-MARKETに委託)についての紹介をしています。今回トップページに リハビリ訓練士の皆さんへ6.をアップしました。
このホームページは足かけ8年の訪問リハビリとその前の病院・施設での15年に渡る経験を活かしたものです。
この経験や知識、それに対する工夫をまとめたものですから沢山の方々に御利用頂きたいと願っています。
しかしどの分野の知識や技術も一所に留まらず、少しずつで先へ進んで行くべきものです。
ですから、特に訓練士の皆さんには、私のまとめてきた訪問活動をこのホームページで
レポートとしてお読みいただければと思います。
そして今後の訪問活動や地域リハビリへのステップアップにつなげらる様に、踏み台として利用して頂けたらと思います。
どんどんチャレンジして、更にハイレベルな訓練が指導できるようになって頂きたいと願っているのです。
タイトルの通り 自主トレリハビリを 無償で各ご家庭で個々人が行う場合の注意点や技術(有料と一部無料のPDFは全てDL-MARKETに委託)についての紹介をしています。今回トップページに リハビリ訓練士の皆さんへ6.をアップしました。
このホームページは足かけ8年の訪問リハビリとその前の病院・施設での15年に渡る経験を活かしたものです。
この経験や知識、それに対する工夫をまとめたものですから沢山の方々に御利用頂きたいと願っています。
しかしどの分野の知識や技術も一所に留まらず、少しずつで先へ進んで行くべきものです。
ですから、特に訓練士の皆さんには、私のまとめてきた訪問活動をこのホームページで
レポートとしてお読みいただければと思います。
そして今後の訪問活動や地域リハビリへのステップアップにつなげらる様に、踏み台として利用して頂けたらと思います。
どんどんチャレンジして、更にハイレベルな訓練が指導できるようになって頂きたいと願っているのです。
2011年09月13日
PDF3-3片麻痺のバランス練習
まだ、確認・確立されていない練習方法ですが
現状でも大きな効果の出る例が有ります。
現状についての解説を自宅で行うリハビリのトップページにアップしました。
しかし、今後もなかなか 確認作業が進みにくい、
重度障害では練習に人手が掛かる、期間が必要、発症から年数が経った場合の効果定着が難しい
と云った問題が有ります。
確証が得られる前でも、何年も待たずに使ってみたいと考えられる場合は
HP.ダウンロードPDF目次 の3-3.片麻痺のバランス訓練 の解説をまず御確認下さい。
その上でDL-MARKETの3-3.片麻痺のバランス訓練『200円』 の商品説明に必ず目を通して頂きたいのです。
体調や体力アップの事前練習が必用な場合が出て来ます。
体力を消耗しますので、
体調を落とさずに練習を進めるようにお願い致します。
確認事項で体力や体調が不十分と思われる場合は、先にそちらの練習に取り組んでください。
確認事項をクリアしてから初めてリスクの心配なく、このPDFを利用することが可能になります。
現状でも大きな効果の出る例が有ります。
現状についての解説を自宅で行うリハビリのトップページにアップしました。
しかし、今後もなかなか 確認作業が進みにくい、
重度障害では練習に人手が掛かる、期間が必要、発症から年数が経った場合の効果定着が難しい
と云った問題が有ります。
確証が得られる前でも、何年も待たずに使ってみたいと考えられる場合は
HP.ダウンロードPDF目次 の3-3.片麻痺のバランス訓練 の解説をまず御確認下さい。
その上でDL-MARKETの3-3.片麻痺のバランス訓練『200円』 の商品説明に必ず目を通して頂きたいのです。
体調や体力アップの事前練習が必用な場合が出て来ます。
体力を消耗しますので、
体調を落とさずに練習を進めるようにお願い致します。
確認事項で体力や体調が不十分と思われる場合は、先にそちらの練習に取り組んでください。
確認事項をクリアしてから初めてリスクの心配なく、このPDFを利用することが可能になります。
2011年09月10日
猫背・胸椎辷り症について
サイドバーのお気に入りに八王子ファッション協議会関係のホームページや、このリラクゼーション体操の講習会を開いてくださっている各市のホームページを貼っています。
今 耳下腺癌のopeの後遺症で あまり積極的に参加できていないのですが ファッション協議会のフットサルチームに誘って頂き
娘や息子と共に混ぜて貰って運動させて頂いています。
そしてそんな中でひょんなことから 職業上の姿勢からくる 体の変形について、小耳にはさむことが有りました。
編み機や機織り機の(織機)の上に前かがみになって作業するので猫背になってしまう、辷り症を起こして辛いという内容です。
今になって きっとフットサルの活動も、単なる親睦と云うだけでなく、そんな同一姿勢から来るストレス発散や体を鍛えるという目的が有ってるんだろうなと想像しています。
そしてこのような同一姿勢による体の変形や、そこから派生する思ってもみなかった体の不調と云うのは 理学療法士として散々見てきたことでも有りました。 フットサルの端っこにちょっぴり参加させて頂いているだけなのですが、一緒にプレーしている以上大切な仲間です。
お話を伺った時には直接こんなふうにしてみては?と云うお話も致しましたが、きっと前かがみで行う仕事と云うのはかなり大勢の方がなさっているに違いないと思います。ですから、仲間からきっかけは貰ったのですが、そこから派生して周りの方々にもエクササイズの方法をお伝えしたいと思います。
まず、重い物を持ち上げたり移動させたりすれば腰を中心にして疲労や痛みが出ます。しかし、前かがみなだけで、特別に負荷をかけていないのなら痛みは出ないんじゃないの?と思われる方もいるかとと思います。
ところが同一姿勢でじっとしていなければならないとなると、それはとても大変な仕事なのです。 その姿勢を保持するための筋肉(この場合は背中に有る脊柱起立筋群の胸部から上)は疲労でまずは凝って来ます。 疲労を解消するために休息が必要なのはみなさん良くご存知ですので、出来るだけ休みます。しかしまた翌日同じところが凝ります。これを繰り返していると、筋肉が弱って来てしまうのです。
背中側の脊柱起立筋が弱ると、放っておいても前かがみの姿勢になります。更に同一姿勢が長いとか、休憩だけで効率よく筋力強化が出来なければ、前に落ちようとする上胸部を支えるのは脊柱の前を縦に走っている前縦靭帯と云う事になります。しかし靭帯では重さを支えられすこれも弱化して来てしまうのです。
こうやって何度真っ直ぐに体を起こしても常に前屈みと云う猫背になってしまうのです。この状態で重い物を持ったり、背中に乗せて運ぶ、もしくは体を捻じる姿勢で作業を続けるなどの負荷が加わると、辷り症が起こることも有り得ます。
辷り症と云うのは脊柱の一部がその下の椎骨の上から前下方に移動した亜脱臼の状態です。あまり強い痛みは出ないと聞きますが、しびれや、疲労感などの不快症状、これが長引けば慢性的な痛みになるだろうと予想されます。
元々の体質も有ると聞きますが、因果関係が有るので親子とも辷り症ですと云うのは聞いたことが有りません。
ただし、生活環境が同じとか、同じ内容の仕事しているとなると なりやすい因子が多くなるのは避けられません。
体質だから仕方がない、と方針決定しているのでなければ、トラクションと脊柱起立筋、体幹筋を鍛える穏やかな方法が有るので試してみてはいかがでしょうか? 整形外科などの牽引器を利用するとその度にお金が掛かり、しかもそれだけでは良くならなかったという話もよく聞きます。 牽引は関節周囲の軟部組織や筋肉のリラクゼーションを促します。しかしリラクゼーションだけでは単にたくさん休んだのとあまり変わりません。
そこで筋肉の力を鍛えることが重要になってくるのです。 疲れている筋肉をそのまま筋トレすれば余計に疲れます。これでは疲れる以前にやる気が起きません。 その為にバージャー氏体操とリラクゼーション体操で循環を上げて、筋肉の緊張を落とし、まず出来るだけ筋肉疲労を軽減するのです。
そしてそのまま引き続き筋トレに入って行きます。筋トレと云っても激しいことはしません。自力で負荷がかけられるのですが、これは取る姿勢で負荷をかけて行きます。 自力で100の負荷が変えられるのであれば、最初の内は20くらいから掛けるようにします。
この時に使う体操は、最初に2-2.バージャー氏体操 次にリラクゼーション体操として 2-3.十分な呼吸のための体操を使います。このリラクゼーション体操の中には首の牽引に近いものも含まれています。自分の手で頭を支えるか枕を持ち上げて行って下さい。 バージャー氏体操の動画は3月17日付の記事に貼って有ります。ダブルクリックして拡大し、両手も一緒にご覧ください
まず、必ずバージャー氏体操で循環を上げておきます。 これをはしょると 効果が殆どはっきり出て来ません。 またバージャー氏体操だけでも、上手くリラックスできません。 この二つは対になる体操と云うより、筋トレと云う目的を考えた時には単なる一連の準備体操でしかないのです。
このリラクゼーションは猫背や辷り症で胸から首にかけての筋肉がすでに短縮している可能性が有るので、こちらも無理に動かせば痛みを引き起こすために、どうしても必要なものなのです。短縮筋も硬く疲労しているという事実が有ります。
その後の筋トレについてはHP.自宅で行うリハビリのサイドバーのコンテンツ有料の各体操PDFをセルフメンテナンス体操の効果アップと時間短縮に使う の2.気持ち良くて、楽なエクササイズ2 前傾姿勢のリセット(今回は上胸部=猫背・辷り症) に詳しく説明しました。
このコンテンツには他にも腰痛対策や、下肢・足部の痛み、肩こりに使うPDFの紹介と解説を取り上げています。ぜひ参考にしてみて下さい。
今 耳下腺癌のopeの後遺症で あまり積極的に参加できていないのですが ファッション協議会のフットサルチームに誘って頂き
娘や息子と共に混ぜて貰って運動させて頂いています。
そしてそんな中でひょんなことから 職業上の姿勢からくる 体の変形について、小耳にはさむことが有りました。
編み機や機織り機の(織機)の上に前かがみになって作業するので猫背になってしまう、辷り症を起こして辛いという内容です。
今になって きっとフットサルの活動も、単なる親睦と云うだけでなく、そんな同一姿勢から来るストレス発散や体を鍛えるという目的が有ってるんだろうなと想像しています。
そしてこのような同一姿勢による体の変形や、そこから派生する思ってもみなかった体の不調と云うのは 理学療法士として散々見てきたことでも有りました。 フットサルの端っこにちょっぴり参加させて頂いているだけなのですが、一緒にプレーしている以上大切な仲間です。
お話を伺った時には直接こんなふうにしてみては?と云うお話も致しましたが、きっと前かがみで行う仕事と云うのはかなり大勢の方がなさっているに違いないと思います。ですから、仲間からきっかけは貰ったのですが、そこから派生して周りの方々にもエクササイズの方法をお伝えしたいと思います。
まず、重い物を持ち上げたり移動させたりすれば腰を中心にして疲労や痛みが出ます。しかし、前かがみなだけで、特別に負荷をかけていないのなら痛みは出ないんじゃないの?と思われる方もいるかとと思います。
ところが同一姿勢でじっとしていなければならないとなると、それはとても大変な仕事なのです。 その姿勢を保持するための筋肉(この場合は背中に有る脊柱起立筋群の胸部から上)は疲労でまずは凝って来ます。 疲労を解消するために休息が必要なのはみなさん良くご存知ですので、出来るだけ休みます。しかしまた翌日同じところが凝ります。これを繰り返していると、筋肉が弱って来てしまうのです。
背中側の脊柱起立筋が弱ると、放っておいても前かがみの姿勢になります。更に同一姿勢が長いとか、休憩だけで効率よく筋力強化が出来なければ、前に落ちようとする上胸部を支えるのは脊柱の前を縦に走っている前縦靭帯と云う事になります。しかし靭帯では重さを支えられすこれも弱化して来てしまうのです。
こうやって何度真っ直ぐに体を起こしても常に前屈みと云う猫背になってしまうのです。この状態で重い物を持ったり、背中に乗せて運ぶ、もしくは体を捻じる姿勢で作業を続けるなどの負荷が加わると、辷り症が起こることも有り得ます。
辷り症と云うのは脊柱の一部がその下の椎骨の上から前下方に移動した亜脱臼の状態です。あまり強い痛みは出ないと聞きますが、しびれや、疲労感などの不快症状、これが長引けば慢性的な痛みになるだろうと予想されます。
元々の体質も有ると聞きますが、因果関係が有るので親子とも辷り症ですと云うのは聞いたことが有りません。
ただし、生活環境が同じとか、同じ内容の仕事しているとなると なりやすい因子が多くなるのは避けられません。
体質だから仕方がない、と方針決定しているのでなければ、トラクションと脊柱起立筋、体幹筋を鍛える穏やかな方法が有るので試してみてはいかがでしょうか? 整形外科などの牽引器を利用するとその度にお金が掛かり、しかもそれだけでは良くならなかったという話もよく聞きます。 牽引は関節周囲の軟部組織や筋肉のリラクゼーションを促します。しかしリラクゼーションだけでは単にたくさん休んだのとあまり変わりません。
そこで筋肉の力を鍛えることが重要になってくるのです。 疲れている筋肉をそのまま筋トレすれば余計に疲れます。これでは疲れる以前にやる気が起きません。 その為にバージャー氏体操とリラクゼーション体操で循環を上げて、筋肉の緊張を落とし、まず出来るだけ筋肉疲労を軽減するのです。
そしてそのまま引き続き筋トレに入って行きます。筋トレと云っても激しいことはしません。自力で負荷がかけられるのですが、これは取る姿勢で負荷をかけて行きます。 自力で100の負荷が変えられるのであれば、最初の内は20くらいから掛けるようにします。
この時に使う体操は、最初に2-2.バージャー氏体操 次にリラクゼーション体操として 2-3.十分な呼吸のための体操を使います。このリラクゼーション体操の中には首の牽引に近いものも含まれています。自分の手で頭を支えるか枕を持ち上げて行って下さい。 バージャー氏体操の動画は3月17日付の記事に貼って有ります。ダブルクリックして拡大し、両手も一緒にご覧ください
まず、必ずバージャー氏体操で循環を上げておきます。 これをはしょると 効果が殆どはっきり出て来ません。 またバージャー氏体操だけでも、上手くリラックスできません。 この二つは対になる体操と云うより、筋トレと云う目的を考えた時には単なる一連の準備体操でしかないのです。
このリラクゼーションは猫背や辷り症で胸から首にかけての筋肉がすでに短縮している可能性が有るので、こちらも無理に動かせば痛みを引き起こすために、どうしても必要なものなのです。短縮筋も硬く疲労しているという事実が有ります。
その後の筋トレについてはHP.自宅で行うリハビリのサイドバーのコンテンツ有料の各体操PDFをセルフメンテナンス体操の効果アップと時間短縮に使う の2.気持ち良くて、楽なエクササイズ2 前傾姿勢のリセット(今回は上胸部=猫背・辷り症) に詳しく説明しました。
このコンテンツには他にも腰痛対策や、下肢・足部の痛み、肩こりに使うPDFの紹介と解説を取り上げています。ぜひ参考にしてみて下さい。
2011年09月08日
東大和市南街公民館の生きがい講座 変更
昨9月7日から2週間に渡って募集の始まりました 簡単リラックスの講座 ですが
定員20名のところ2日間を待たずに30名に達しましたと云う事です
皆様 気に掛けて下さって有難うございます
しかし あっという間に定員を超えてしまい お申し込みの方々にお断りするのが忍びない・・・・
そこで南街公民館の担当職員さんから 期日と内容変更の打診が有りました
全5日間を 10月5日 12日 19日 (各水曜日)の 3日間で仕上げる
そして同じ内容で 10月22日 11月2日に 11月9日を追加して(各水曜日) もう1セット講座を設けると云う内容です
今引っ越しが入りそうなので他の講習会の予定を立てていません
そのままお受けしました 皆様 お会いするのを楽しみにしております
定員20名のところ2日間を待たずに30名に達しましたと云う事です
皆様 気に掛けて下さって有難うございます
しかし あっという間に定員を超えてしまい お申し込みの方々にお断りするのが忍びない・・・・
そこで南街公民館の担当職員さんから 期日と内容変更の打診が有りました
全5日間を 10月5日 12日 19日 (各水曜日)の 3日間で仕上げる
そして同じ内容で 10月22日 11月2日に 11月9日を追加して(各水曜日) もう1セット講座を設けると云う内容です
今引っ越しが入りそうなので他の講習会の予定を立てていません
そのままお受けしました 皆様 お会いするのを楽しみにしております

2011年09月07日
生活の中のリハビリ:その3
生活の中のリハビリ:その3 を自宅で行うリハビリにアップしました。
どのようにリハビリを利用し、生活の中に活かすのか?
その考え方とコツです。
リハビリ自体は 障害を負った自分を その障害が有るがままの形で再び自分らしく生きようとする
その道筋をお手伝いする方法です。 スキルでありアイテムでありセオリーなので これが目的になる事は本来無いのですが
今の能力をこれ以上落とさない事を目標とする方もいらっしゃいます。
どのように利用するかはご本人次第で構わないのですが、殆ど何の情報も提供されていませんので、もう一度オリエンテーションとしてまとめなおしてみました。
これで幾らか分かり易くなると良いのですが
どのようにリハビリを利用し、生活の中に活かすのか?
その考え方とコツです。
リハビリ自体は 障害を負った自分を その障害が有るがままの形で再び自分らしく生きようとする
その道筋をお手伝いする方法です。 スキルでありアイテムでありセオリーなので これが目的になる事は本来無いのですが
今の能力をこれ以上落とさない事を目標とする方もいらっしゃいます。
どのように利用するかはご本人次第で構わないのですが、殆ど何の情報も提供されていませんので、もう一度オリエンテーションとしてまとめなおしてみました。
これで幾らか分かり易くなると良いのですが

2011年09月03日
生活の中のリハビリ:その2
HP自宅で行うリハビリ トップページに生活の中のリハビリ:その2をアップしています。
その1では身体機能の改善が望めない場合はどうするのか?と云うところまででした。
身体機能の改善が望めないなら、リハビリの出る幕はもうないんじゃないの? と思われる方も多いでしょうね。ところがリハビリの本領は、障害を持った体であっても人間らしく生きるという部分に発揮されます。
障害を持った体とは、そもそもが改善の余地が無くなった状態を指しているのです。 ですから本質的なリハビリというのは、訓練を通して改善の余地のある限界まで体の自由度を高めながら、確定される障害を予想しつつ、その後の運動動作能力を安全に最大限発揮できるような工夫を尽くし、自分らしい人生を再度獲得すること・・・・ そして それらの過程の全てと云う事になります。
どうしても、病院や施設などで治療訓練としてのリハビリテーション科が目につくので、リハビリとは訓練で 私たちはPTではなく訓練士と云う事になってしまいます。 最近は訓練士は訓練に専念したいという欲求が高まったのか、それともこのコーディネートの部分に煩瑣な手続きが増えすぎたのか 原因は定かでは有りませんが、 介護保険制度の導入と同時に訓練のみに特化するような流れが出て来ました。
その中でも治療訓練分野は専門科目のPTとして、医師の診療科目と並行して縦割りに特化したPTを目指すようにもなりました。
訓練士=理学療法士=Physical Therapist = PT (メンタルに対するフィジカルです。心や精神に対する肉体・身体部分の意味。日本に導入されたときに、物理療法を始めていた外科やマッサージ師さんが行う理学科の配下に入ることに成ったので使われ始めた日本語訳。物理療法も勿論します。)
PTは身体能力に特化した運動機能面をフォロウする役割を負っていますがOTはOccupational Therapist=作業療法士で、精神科領域で作業を通じて精神世界の開放や発散を目指しています。この中には園芸や機織り、陶芸、音楽など様々な人間活動が取り込まれていて、その中から音楽療法・箱庭療法・アニマルセラピーなどが独自の世界を構築して行っています。
PTにも精神科のPTの必要性が出ますし、OTにも手を使う作業が欠かせないので、座位の保持能力から体幹、首、両上肢の運動機能の改善が望まれます。常にオーバーラップと特殊化が同時進行する世界でST(Speech Therapist=言語聴覚士)にも係って来ます。
そして、これらの改善がそれ以上望めないという プラトーの状態になってから更に福祉用具のフィッティング、周りで係る人間の介護力に応じた福祉機器のコーディネート、または家屋改造へのアドバイスがPTの通常業務だったのです。 しかもこれらをすべて一人で賄えるので、理学療法士が一人いれば値千金で 実際の保険による利用料も破格の高値になります。
しかし安く設定されている介護保険の中で、突出して利用料が高い、訪問リハビリです。それだから訓練に専念して貰いたいという行政や、医師、看護師、ケアマネジャーの要求は拒否できないもののようです。
そんな中で、現実問題としてPTのしっかりした評価で、適切なフィッティングやコーディネートが行われずに、望んでいた生活が出来ないだけでなく、転倒事故や骨折でさらにダメージを負い、自宅での生活が出来なくなった例を沢山見ることになりました。
また利用料の高い訪問リハビリはなかなか使えない。 頼んでも来てくれる人が少ない、十分な練習が出来ない、なかなか評価が進まない、望みと違うセッティングをされてかえって迷惑などの苦言もさんざん聞いて来ました。
だから、自分たちで考えて確かめながらフィッティングやコーディネートして何が悪いの? という結論にもなってしまいます。
しかし必要最低限、PTによる身体機能と住環境、人的な介護力の評価とアドバイスを受けて頂きたいのです。普通はこれだけでも数回の訪問による聞き取りと身体機能チェックを要します。1回の持ち時間が限られていますから。
その上で、自分たちでその後のことを考えたいという方もいらっしゃいました。 そういった要求が有っても当然認めるべきなのですが、それならばぜひ事故を起こさずに進めて頂きたいのです。
HP 自宅で行うリハビリ ではその為にサイドバーに、無料コンテンツを集めて、簡単な介護の方法とヒント1 2 3 ・介護中や予定・多忙な方のセルフメンテナンス体操1 2 ・バリアフリー ・ 福祉機器展レポート 等を置いています。
実際の訪問活動中や勤務先の施設などのスタッフからの質問とそのお応えも よくある質問1 2 3 4 5 に挙げました。
さらにこれ以外の質問のある場合は メール a-yamada@jitaku-reha.sakura.ne.jp をコピー・ペーストして御利用下さい。このメールからのご質問は、内容とお答えを順次トップページで紹介いたします。 極秘でと云う場合の詳細はサイドバーの ご相談を承りますにて、有料のメールフォーム (http://form1.fc2.com/form/?id=531899) を御利用頂けます。
ここまでがまずは、身体機能の改善が望めない場合の 生活へのアドバイス です。
其々のコンテンツは全て完結しているものでは有りませんが、このままでも利用価値の有る物だと思います。 実際に人様のいろいろなタイプのお宅にお邪魔して、その個別性の高さ、望まれる生活のバラエティーの多さを実感してきました。
これは共通の解決策と云うもののない、多様性の高い世界です。 だからこそ個別の評価が大切で、人まねでは良い方向を見出すことはなかなか困難なのです。
せめて身体機能の評価と周りの人や住環境とのフィッティングだけは専門職であるPT またはOTにご依頼ください。 障害が同じでも 人間性も体格も 周りの人も 住んでいる家もみんなまるで違うのです。 確かな専門職の目で評価して貰ってから、出来るだけ実現可能な生活を目指して頂きたいのです。
最低限 二重障害を負うような、転倒骨折事故を起こさない様に慎重に取り組んで頂きたいと 心の底から願っています。
その1では身体機能の改善が望めない場合はどうするのか?と云うところまででした。
身体機能の改善が望めないなら、リハビリの出る幕はもうないんじゃないの? と思われる方も多いでしょうね。ところがリハビリの本領は、障害を持った体であっても人間らしく生きるという部分に発揮されます。
障害を持った体とは、そもそもが改善の余地が無くなった状態を指しているのです。 ですから本質的なリハビリというのは、訓練を通して改善の余地のある限界まで体の自由度を高めながら、確定される障害を予想しつつ、その後の運動動作能力を安全に最大限発揮できるような工夫を尽くし、自分らしい人生を再度獲得すること・・・・ そして それらの過程の全てと云う事になります。
どうしても、病院や施設などで治療訓練としてのリハビリテーション科が目につくので、リハビリとは訓練で 私たちはPTではなく訓練士と云う事になってしまいます。 最近は訓練士は訓練に専念したいという欲求が高まったのか、それともこのコーディネートの部分に煩瑣な手続きが増えすぎたのか 原因は定かでは有りませんが、 介護保険制度の導入と同時に訓練のみに特化するような流れが出て来ました。
その中でも治療訓練分野は専門科目のPTとして、医師の診療科目と並行して縦割りに特化したPTを目指すようにもなりました。
訓練士=理学療法士=Physical Therapist = PT (メンタルに対するフィジカルです。心や精神に対する肉体・身体部分の意味。日本に導入されたときに、物理療法を始めていた外科やマッサージ師さんが行う理学科の配下に入ることに成ったので使われ始めた日本語訳。物理療法も勿論します。)
PTは身体能力に特化した運動機能面をフォロウする役割を負っていますがOTはOccupational Therapist=作業療法士で、精神科領域で作業を通じて精神世界の開放や発散を目指しています。この中には園芸や機織り、陶芸、音楽など様々な人間活動が取り込まれていて、その中から音楽療法・箱庭療法・アニマルセラピーなどが独自の世界を構築して行っています。
PTにも精神科のPTの必要性が出ますし、OTにも手を使う作業が欠かせないので、座位の保持能力から体幹、首、両上肢の運動機能の改善が望まれます。常にオーバーラップと特殊化が同時進行する世界でST(Speech Therapist=言語聴覚士)にも係って来ます。
そして、これらの改善がそれ以上望めないという プラトーの状態になってから更に福祉用具のフィッティング、周りで係る人間の介護力に応じた福祉機器のコーディネート、または家屋改造へのアドバイスがPTの通常業務だったのです。 しかもこれらをすべて一人で賄えるので、理学療法士が一人いれば値千金で 実際の保険による利用料も破格の高値になります。
しかし安く設定されている介護保険の中で、突出して利用料が高い、訪問リハビリです。それだから訓練に専念して貰いたいという行政や、医師、看護師、ケアマネジャーの要求は拒否できないもののようです。
そんな中で、現実問題としてPTのしっかりした評価で、適切なフィッティングやコーディネートが行われずに、望んでいた生活が出来ないだけでなく、転倒事故や骨折でさらにダメージを負い、自宅での生活が出来なくなった例を沢山見ることになりました。
また利用料の高い訪問リハビリはなかなか使えない。 頼んでも来てくれる人が少ない、十分な練習が出来ない、なかなか評価が進まない、望みと違うセッティングをされてかえって迷惑などの苦言もさんざん聞いて来ました。
だから、自分たちで考えて確かめながらフィッティングやコーディネートして何が悪いの? という結論にもなってしまいます。
しかし必要最低限、PTによる身体機能と住環境、人的な介護力の評価とアドバイスを受けて頂きたいのです。普通はこれだけでも数回の訪問による聞き取りと身体機能チェックを要します。1回の持ち時間が限られていますから。
その上で、自分たちでその後のことを考えたいという方もいらっしゃいました。 そういった要求が有っても当然認めるべきなのですが、それならばぜひ事故を起こさずに進めて頂きたいのです。
HP 自宅で行うリハビリ ではその為にサイドバーに、無料コンテンツを集めて、簡単な介護の方法とヒント1 2 3 ・介護中や予定・多忙な方のセルフメンテナンス体操1 2 ・バリアフリー ・ 福祉機器展レポート 等を置いています。
実際の訪問活動中や勤務先の施設などのスタッフからの質問とそのお応えも よくある質問1 2 3 4 5 に挙げました。
さらにこれ以外の質問のある場合は メール a-yamada@jitaku-reha.sakura.ne.jp をコピー・ペーストして御利用下さい。このメールからのご質問は、内容とお答えを順次トップページで紹介いたします。 極秘でと云う場合の詳細はサイドバーの ご相談を承りますにて、有料のメールフォーム (http://form1.fc2.com/form/?id=531899) を御利用頂けます。
ここまでがまずは、身体機能の改善が望めない場合の 生活へのアドバイス です。
其々のコンテンツは全て完結しているものでは有りませんが、このままでも利用価値の有る物だと思います。 実際に人様のいろいろなタイプのお宅にお邪魔して、その個別性の高さ、望まれる生活のバラエティーの多さを実感してきました。
これは共通の解決策と云うもののない、多様性の高い世界です。 だからこそ個別の評価が大切で、人まねでは良い方向を見出すことはなかなか困難なのです。
せめて身体機能の評価と周りの人や住環境とのフィッティングだけは専門職であるPT またはOTにご依頼ください。 障害が同じでも 人間性も体格も 周りの人も 住んでいる家もみんなまるで違うのです。 確かな専門職の目で評価して貰ってから、出来るだけ実現可能な生活を目指して頂きたいのです。
最低限 二重障害を負うような、転倒骨折事故を起こさない様に慎重に取り組んで頂きたいと 心の底から願っています。