たまりば

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2010年10月06日

ポットマム・国際福祉機器展レポートNO.2

息子28歳 ポットマムもだいぶ花が開きました

ポットマム・国際福祉機器展レポートNO.2

第37回国際福祉機器展レポートNO.2 【移動手段とその周辺】 をホームページ「自宅で行うリハビリ」の『国際福祉機器展』というコンテンツにアップしました。」

最初の記事は片まひや 高齢者の疑似体験ができるキットの紹介です。 福祉機器を作ったり、家屋改造を手掛ける方、ケアマネさんにもぜひ長時間連用をして頂き、障害を持つことや、動きにくいことが人生そのものに強い影響を与える事実を体感して頂きたいと思いました

気持ちを共有できることで良い製品や良い仕事につながるのだと思います

理学療法士養成校の学生だったとき 膝装具で片足を伸ばしたまま3日間くらい生活してみるという実習が有りました
これもアメリカから嫁いで来た恩師が、アメリカでのカリキュラム通りに私たちを指導してくれたものです
徹底していて、中途半端さが無く良い体験でした

もう一つ忘れられないことがあります  これは有る施設で看護士さんの指導に当たっていた、病院で言うと総婦長の役割の方が、おしめとパットを当てて夜中にそのまま過ごし、尿意を催した時にはおしめのなかに排泄する という体験をさせて下さいました

ところがこれが出来ないのです  我慢していないのに 出ないのです  眠れない夜になってしまいました

看護師長の言うことには 『尿意のある方におしめを当てたときには やはり出なくて眠れない』 のだそうです
『それでもトイレ介助が夜中には出来ないから おしめを当てる病院もある  非人道的なことこの上ない  ということを理解して頂けたと思います』 ということでした

何でも体験してみないと分からないのです  見ているだけで気持ちまで感じるのは無理だと思います


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    Posted by jitakuderihabiri at 21:55│Comments(0)ブログ
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