2011年02月23日
調布東部公民館 第3回
今日で第3回目最後のセンスアップ教室が終わりました。
本日のテーマは セルフメンテナンスの方法、自分の為の体操プログラムの作り方
でした。
☆ 最初に戻って、一般の方用に何故リハビリ技術を病院から外に出して、指導しているか?について。
1.バージャー氏体操は特に汎用性が高く、血流量が多いことで疲労や傷の回復が早くなります。
2.リラクゼーション・エクササイズは神経・関節・筋肉に対し有効な技術を使うことで、筋肉の柔軟性を改善し無理なく関節の可動域を広げます。
この2つを使いこなせば、日頃の活動量を上げ安くなり、しかもその結果熟睡もできるので生活の質も改善します。怪我や病気に打ち勝つ抵抗力も上がります。
日頃、自分で自分の体の調子を整えられれば、自力で不調を改善することが可能かどうかも早く判断できるので、病院に行くタイミングも失わずに済みます。
また病院では、日頃の体調管理を個々人で行って貰えば、本当に高度な医用技術を提供する事にだけ集中できるので、時間に余裕が持てます。全般的に見て、必要な医療部分に手厚く税金を掛けられれば経済効果も高くなるはずです。
更に訓練士はバージャー氏体操やリラクゼーション・エクササイズまで患者さんに宿題を出すのは困難です。ごく簡単な関節可動域訓練や、筋トレをメモしてお渡しするか、病院内に勝手に持って行ってもらう資料などとして、置いておく位しか対応出来ません。 まず説明に時間がかかります。 覚えて頂くための指導を訓練とは別に行わなくてはなりません。
現実問題として、病院内では限られた時間の中で動作能力の獲得に繋がるような訓練をしなくてはならず、空いている時間はカルテの整理、各種レポートの作成で手一杯なのが普通です。これさえも時間が足りず、サービス残業当たり前の世界です。更に至上命題として、全員が研究課題を持って仕事に臨み、その成果を上げて専門分野の訓練士として、各々の立場を確立すると理学療法士協会の方針が決まりました。
殆ど全く、差し迫った社会的な要求でもある、最期の瞬間まで元気で過ごしたいという課題に取り組むことは、遥かかなたに行ってしまい、手も足も出ない状態なのです。
しかし一部の医療技術者だけが自分の既得権のように、この技術を使うのはもったいない話です。誰もが使いこなせるほど簡単な内容ですし、覚えれば一生使えます。
小学校4年生が実技を交えて、説明を聞いているだけで上手にリラックスできました。 本人も「簡単だった、自分が覚えておばあちゃんに教える」と言える位です。
それでも覚えられない方の為にテキストも用意して有ります。
この基礎的な練習をみなさんにして貰えると、リハビリの世界も大きく進展する可能性が出てきます。訓練士の持ち時間を食いつぶしてしまうこの基礎練習を、みなさんが初めから知っていて下されば、動作訓練・歩行補助具・装具・車いすの適合判定、家屋の改造、社会資源の活用、公共の移動手段を使った移動練習、職業訓練等、本来的なリハビリテーションとしての仕事に早く・スムーズに取り掛かることが出来ます。
また周辺の技術を伸ばすことにも繋がります。
ですから、自分で出来ることは自分でするように皆がお互いに気を配れば、とても質の高い生活をみんなで享受することが可能になると考えるのです。
本気で、そのように考えて体操を指導させて頂いています。
今回は沢山のご参加有難うございました。本当に楽しかったですね。
また定員20名のところ、後から申し込まれた40名近くをお断りしたということで、積み残しにしないで、来年度にも何らかの形で教室を開いてくださる方針だそうです。 良かったです。
指導技術の未熟さについては、今回公民館の方でアンケートを取って下さり、細かくご要望を頂きました。
代表的なものはテキストに準じるレジュメが欲しい、というものです。
今のところ細かいものについては対応が困難ですので、今後の検討課題とさせて頂きました。
また皆さんにお会いしたいのですが、公民館としては今回参加できなかった方に優先順位を置きたいということです。
今回ご参加の方は、ぜひその後をメールなどでお知らせくだされば有難いです。
本日のテーマは セルフメンテナンスの方法、自分の為の体操プログラムの作り方
でした。
☆ 最初に戻って、一般の方用に何故リハビリ技術を病院から外に出して、指導しているか?について。
1.バージャー氏体操は特に汎用性が高く、血流量が多いことで疲労や傷の回復が早くなります。
2.リラクゼーション・エクササイズは神経・関節・筋肉に対し有効な技術を使うことで、筋肉の柔軟性を改善し無理なく関節の可動域を広げます。
この2つを使いこなせば、日頃の活動量を上げ安くなり、しかもその結果熟睡もできるので生活の質も改善します。怪我や病気に打ち勝つ抵抗力も上がります。
日頃、自分で自分の体の調子を整えられれば、自力で不調を改善することが可能かどうかも早く判断できるので、病院に行くタイミングも失わずに済みます。
また病院では、日頃の体調管理を個々人で行って貰えば、本当に高度な医用技術を提供する事にだけ集中できるので、時間に余裕が持てます。全般的に見て、必要な医療部分に手厚く税金を掛けられれば経済効果も高くなるはずです。
更に訓練士はバージャー氏体操やリラクゼーション・エクササイズまで患者さんに宿題を出すのは困難です。ごく簡単な関節可動域訓練や、筋トレをメモしてお渡しするか、病院内に勝手に持って行ってもらう資料などとして、置いておく位しか対応出来ません。 まず説明に時間がかかります。 覚えて頂くための指導を訓練とは別に行わなくてはなりません。
現実問題として、病院内では限られた時間の中で動作能力の獲得に繋がるような訓練をしなくてはならず、空いている時間はカルテの整理、各種レポートの作成で手一杯なのが普通です。これさえも時間が足りず、サービス残業当たり前の世界です。更に至上命題として、全員が研究課題を持って仕事に臨み、その成果を上げて専門分野の訓練士として、各々の立場を確立すると理学療法士協会の方針が決まりました。
殆ど全く、差し迫った社会的な要求でもある、最期の瞬間まで元気で過ごしたいという課題に取り組むことは、遥かかなたに行ってしまい、手も足も出ない状態なのです。
しかし一部の医療技術者だけが自分の既得権のように、この技術を使うのはもったいない話です。誰もが使いこなせるほど簡単な内容ですし、覚えれば一生使えます。
小学校4年生が実技を交えて、説明を聞いているだけで上手にリラックスできました。 本人も「簡単だった、自分が覚えておばあちゃんに教える」と言える位です。
それでも覚えられない方の為にテキストも用意して有ります。
この基礎的な練習をみなさんにして貰えると、リハビリの世界も大きく進展する可能性が出てきます。訓練士の持ち時間を食いつぶしてしまうこの基礎練習を、みなさんが初めから知っていて下されば、動作訓練・歩行補助具・装具・車いすの適合判定、家屋の改造、社会資源の活用、公共の移動手段を使った移動練習、職業訓練等、本来的なリハビリテーションとしての仕事に早く・スムーズに取り掛かることが出来ます。
また周辺の技術を伸ばすことにも繋がります。
ですから、自分で出来ることは自分でするように皆がお互いに気を配れば、とても質の高い生活をみんなで享受することが可能になると考えるのです。
本気で、そのように考えて体操を指導させて頂いています。
今回は沢山のご参加有難うございました。本当に楽しかったですね。
また定員20名のところ、後から申し込まれた40名近くをお断りしたということで、積み残しにしないで、来年度にも何らかの形で教室を開いてくださる方針だそうです。 良かったです。
指導技術の未熟さについては、今回公民館の方でアンケートを取って下さり、細かくご要望を頂きました。
代表的なものはテキストに準じるレジュメが欲しい、というものです。
今のところ細かいものについては対応が困難ですので、今後の検討課題とさせて頂きました。
また皆さんにお会いしたいのですが、公民館としては今回参加できなかった方に優先順位を置きたいということです。
今回ご参加の方は、ぜひその後をメールなどでお知らせくだされば有難いです。
バージャー氏体操を行う時の楽な姿勢について
PT山田はどのように体操を使って来たか 続き
リラクゼーション技術は何に役立つのか?
バージャー氏体操・リラクゼーション体操について
バージャー氏体操やリラクゼーション体操をどう使ってきたか
見た目だけれど、若返り
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Posted by jitakuderihabiri at 20:22│Comments(0)
│一般の方の為のリハビリ体操
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