たまりば

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2010年11月04日

DL-MARKETでの「自己紹介」

皆さんにもこの記事の内容を知って頂きたいと思い、転載することに致しました。

☆ 今回皆さんに一番申し上げたいことは、理学療法士協会などの公益法人が 一昔前のように社会を率先して、リハビリとは何かを広めるという様な役割を、自ら終了させたということです。 家庭内では独自のリハビリで転倒骨折を起こし、練習量の加減が分からず不調に陥り、どの場合も寝たきりになっています。
しかし「今後も理学療法士協会の方針として『介護保険・医療保険に関わらない活動』には取り組みません」と云う公式見解をメールで頂きました。(代弁すれば、『取り組めない』です)

足かけ8年もの間、繰り返し協会には、注意喚起と啓蒙活動を急いで下さいと要請して来ました。それに対する行動は無く、先ほどのようなメールを頂きました。背景には沢山の無理からぬ理由が有ります。ただ、私のおしりを叩いて下さった皆さんには、政治行政を当てにしても少子高齢化は変わらず、公益法人の理学療法士協会も動くに動けない事情を抱えている、ということを認識して頂きたいのです。

「訓練士を自費で頼める余裕はないし、こんなに多くの人間が困っているのだから『リハビリ訓練の方法』と云った物が世の中に有ると思ってました。 しかし本屋やネットで、あれだけ調べて知りたい物に行き当たらなかった。それならば自分でするしかないじゃないですか? 事故の危険があるとも聞こえて来ないですよ!
しかも保険で賄えないなら、なぜ他の代替え案を出さないのか、理学療法士協会は何をしてるんですか? 山田さんは経験を積んで現場に出て来て、何とかする様に協会に伝える義務があるでしょ?」 とお医者さん、大学教授、会社の社長さんなどに散々おしりを叩かれました。特に遭遇した大学教授宅では例外なく、同じ内容のことを言われました。…そして、協会へ要請を続けることになり、反応は有りません。

そうした中で、実際協会には対応力が無いのでは?と思い当たり、私PT山田彰子は出来るだけ効果の高い、どの家庭でも有効であった練習訓練を、出来るだけ分かりやすい形で提供することにしたのです。
何と云っても【必要なんだから訓練をしよう】とする気持ちを押し止めることは出来ません。それならば、少しでも役に立つ情報を提供した方が、事故や不調を防げるはずだと考えたのです。

1.基本となるリハビリの技術は、どなたでも利用できます。日頃のセルフメンテナンス体操は各自で行い、訓練士が必要な場面では有効に訓練士の高い技術を使って頂く。これにより、リハビリ効果は訓練士が単独で行うのに比べて非常に高くなり、効率良く身に付けることが出来ます。
2.リハビリ技術の応用や取り扱いについて、障害者と一般の健康な人との違いはリスクの大きさです。障害を負わないまでも、体調や痛みの程度により気を付けるべきポイントは、基本的には共通です(障害を負うとは、元気であった元の体に戻らなくなった状態とも言えます)。
ただし、リスクの高い障害では単に気を付けるだけでリスクを避けることは出来ません。どうしても専門的な知識が必要です。 ホームページ「自宅で行うリハビリ」上部、『ダウンロードPDF目次』内の【考え方の基本】【事故なく安全に進めて頂くために】で専門的知識を、また無料PDFに具体的な対処方法を掲載しました。
3.健康な方ならば誰にでも、セルフメンテナンス用として【体調や体力を上げるための体操=PDF2-2~2-5】を『リラクゼーション体操』としてご利用いただけます。これをさらに効率よく使うために講習会や、ヨガサロンをお借りして指導をしています。
4.個人の努力と生活しやすい環境を整えるという、2者の歩み寄りをクローズアップします。

リハビリ技術については医学書籍を扱う本屋さんに行けば、(少し前には)1万3千余円という値段でリハビリテーション技術全書が有ります。大きくて分厚く、細かい字でびっしり情報が詰まり、私たち技術専門職にとってはアンチョコのような本です。しかし新卒の訓練士が、この全てに渡って十分な技術を提供出来る訳では有りません。まして一般の方がこの本だけでリハビリ技術を身に付けたり、実際にご自分に合わせて使うのは事実上不可能です。
内容はどなたにも読めるのですが応用力や適合判定力、リスク管理能力、そして必要な技術そのものがなければ、どれをどの様な状態に対してどう使えばよいのか全く分かりません。
そこでホームページ「自宅で行うリハビリ」では、介助が受けられることを前提にして、基本的にご自分の体と身の回りに有る物だけを利用して、リハビリ技術の中でも神経や筋肉の生理反応に直接働きかける、効果の確認された本格的なリラクゼーション技術を【体調や体力を上げる為の体操】にまとめました。

更に動作時に起こる中枢神経系の反応を利用し、またこれを鍛えることを目標にしながら各動作練習をまとめ、体操と共にPDFに致しました。疾患別や個人のレベルに応じて選択利用することが可能です。そしてこれを出来るだけ廉価で販売することを目標に、DL-MARKETに預けさせていただき販売しています。

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    Posted by jitakuderihabiri at 08:16│Comments(0)リハビリの練習
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